
ポンド上昇、中東情勢緊迫化でドルと原油も高い水準
英ポンドは小幅に上昇したが、中東での軍事行動を背景とした原油価格の上昇が米国の金融引き締め長期化観測を強め、ドルも底堅く推移している。

英ポンドは小幅に上昇したが、中東での軍事行動を背景とした原油価格の上昇が米国の金融引き締め長期化観測を強め、ドルも底堅く推移している。

シティグループは、日本のTOPIX(東証株価指数)が4500ポイントまで上昇した場合、ドル円相場は1ドル=163円に達する可能性があるとの試算を公表した。株高がポートフォリオのリバランスを促し、円安を増幅させる可能性があると分析している。

金曜日の外国為替市場でカナダドルが対米ドルで上昇し、3週間ぶりの高値を付けた。6月の雇用者数が市場予想を上回ったことが、カナダ銀行の利下げ観測を後退させた。

ビットコインは月曜日、トランプ前米大統領の暗号資産に対する肯定的な発言を受け、一時的な下落から反発し6万4000ドルを突破した。大手企業保有者であるマイクロストラテジー社による売却の売り圧力を打ち消した形だ。

火曜日の暗号資産市場でビットコインが反落。米軍によるイランへの報復攻撃やハイテク株の売りが重しとなり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。

ビットコインは主要な抵抗線である6万4700ドルを下回る狭いレンジで取引されており、出来高の減少はブレイクアウトの信頼性に対する懸念を高めている。市場参加者は、次の大きな値動きの引き金となる明確なシグナルを待っている。

主要暗号資産であるビットコインは6万4000ドル台を維持。米国における中央銀行デジタル通貨(CBDC)発行禁止の動きや、ステーブルコイン発行企業による信託銀行設立の承認が市場の注目を集めている。

英スタンダードチャータード銀行は、ビットコインの企業保有最大手であるストラテジー社の戦略転換を巡る不透明感が短期的な価格の重しになっていると指摘。同社からの明確な情報開示が市場の懸念を払拭し、価格上昇につながるとの見方を示した。

ビットコインは週末、ホルムズ海峡を巡る地政学的緊張の高まりにもかかわらず6万4000ドル台を維持した。市場の関心は米国の規制整備やビットコインの技術的提案の行方に移っている。