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アストラゼネカと第一三共、乳がん薬「エンハーツ」の英国での価格合意間近と報道

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Jul 8, 20261 min read
アストラゼネカと第一三共、乳がん薬「エンハーツ」の英国での価格合意間近と報道

Summary

アストラゼネカと第一三共は、乳がん治療薬「エンハーツ」を英国の国民保健サービス(NHS)で利用可能にするため、英国国立医療技術評価機構(NICE)との価格設定交渉で合意に近づいていると報じられた。同薬はこれまで高額であると見なされていた。

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ブルームバーグの報道によると、アストラゼネカと第一三共は、共同開発した乳がん治療薬「エンハーツ」について、英国の国民保健サービス(NHS)での提供に向け、英国国立医療技術評価機構(NICE)との価格交渉で合意に近づいている。交渉に詳しい関係者の話として伝えられた。

エンハーツは一部の乳がん患者の生存期間を約6ヶ月延長する効果があるとされる。現在、イングランドとウェールズでは約1000人の患者が同薬の恩恵を受けられる可能性があるが、NICEが高額であると判断しているため利用できない状況にある。関係者の一人によると、英国政府の交代が予想されることなどから、交渉が最終的に決裂する可能性も残されているという。

ブルームバーグによると、NICEの姿勢が変化した背景には、米英間の貿易協定が影響しているという。この協定は、NHSにとって費用対効果が高いと見なされる医薬品の基準値を引き上げた。延命効果のある医薬品に対する価格設定の変更や、製薬会社側の譲歩も交渉進展の要因とされている。

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合意に至った場合、イングランドのNHSは他の多くの欧州諸国よりも低い価格で同薬を確保できると見込まれている。エンハーツは既に米国やEUのほぼ全ての国で広く利用可能となっている。アストラゼネカと第一三共の広報担当者は、HER2低発現の転移性乳がん患者がエンハーツを利用できるよう、NHSイングランドおよびNICEとの協議が進行中であると述べている。

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