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アジア株下落、ハイテク株主導で売り広がる 原油高と米金利上昇を警戒

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Sep 10, 20261 min read
アジア株下落、ハイテク株主導で売り広がる 原油高と米金利上昇を警戒
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木曜日のアジア株式市場は、原油価格の高騰と米国債利回りの上昇を背景に、ハイテク株主導で広範囲に下落した。投資家は、今週後半に発表される米国の主要なインフレ統計を前に、リスク回避姿勢を強めている。

主要市場の動向

日本市場では、日経平均株価が0.8%安、TOPIX(東証株価指数)が0.4%安となった。円高の進行と日本銀行による今月の利上げ観測が、日本株の上値を抑える要因となっている。

その他のアジア市場も軒並み軟調に推移した。

  • 韓国総合株価指数(KOSPI)は1.1%下落。サムスン電子(-1.4%)やSKハイニックス(-0.6%)といった主力ハイテク株が売られた。
  • 香港のハンセン指数は1.6%安、特にハンセンテック指数は2%を超える大幅な下げとなった。
  • 中国本土では上海総合指数が0.2%安、CSI300指数が0.3%安で引けた。
  • オーストラリアのS&P/ASX 200指数は1.6%安と大きく下げた。

原油高と金利上昇が重荷に

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市場の重荷となっているのは、原油価格と債券利回りの上昇だ。ブレント原油先物は、中東での地政学的リスクの高まりを受け、7月以来初めて心理的な節目である1バレル100ドルを突破し、木曜日には101.4ドル近辺で推移した。

一方、米国10年物国債利回りは、前日に2023年以来の高水準に達した後、4.84%近辺で高止まりしている。市場の一部が期待したよりも小規模だった米財務省による長期債の買い入れオペも、利回りの上昇圧力を維持する一因となった。金利の上昇は、将来の収益価値を現在価値に割り引く際に不利に働くため、特にハイテク株などのグロース株のバリュエーションを圧迫する。

米インフレ指標と金融政策の行方

原油価格の上昇は、エネルギーコスト増による景気への圧力と同時にインフレを高止まりさせる恐れがあり、各国中央銀行の金融政策運営を複雑にしている。CME FedWatchツールによると、市場は9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性を約60%織り込んでいる。

投資家の焦点は、木曜日に発表される米生産者物価指数(PPI)と金曜日の消費者物価指数(CPI)に移っている。これらのデータは、米連邦準備制度理事会(FRB)の次の一手を占う上で極めて重要な指標となる。

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