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アジア通貨は小動き、ドルは7週ぶり安値圏 米雇用統計と中東情勢に注目

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Aug 6, 20261 min read
アジア通貨は小動き、ドルは7週ぶり安値圏 米雇用統計と中東情勢に注目
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アジア通貨は木曜、方向感に乏しい展開となった。投資家は、中東での和平交渉の進展や、米国の主要な雇用統計の発表を前に様子見姿勢を強めており、米ドルは7週間ぶりの安値圏で推移している。

市場概況:ドル安一服、アジア通貨は様子見

主要なアジア通貨は木曜、小動きに終始した。米ドルは前日に6月中旬以来の安値まで下落した後、下げ渋る展開となっている。主要6通貨に対するドルの強弱を示すドルインデックスは、東部時間午後11時34分(協定世界時午前3時34分)時点で99.7近辺で安定的に推移した。

市場参加者は、中東情勢の地政学的リスクと、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の先行きを占う上で重要な経済指標を前に、積極的なポジション構築を控えている。

注目材料:中東情勢と米雇用統計

投資家の慎重な姿勢の背景には、2つの大きな要因がある。一つは、イランと米国との間で進められているとされる交渉の行方だ。イランは、世界の石油輸送量の約5分の1を占めるホルムズ海峡を通る航路案について、オマーンと予備的な合意に達したと発表したが、依然として多くの争点が残されていると報じられている。

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この交渉の不透明感は、投資家のリスク回避姿勢を強めさせ、為替市場での大きな方向性の賭けを困難にしている。原油価格も今週初めの大幅な下落後、レンジ内での取引が続いている。

もう一つの注目点は、今週発表される米国の主要な雇用関連指標だ。木曜の週間新規失業保険申請件数と、金曜の非農業部門雇用者数統計が労働市場の減速を示唆すれば、FRBの利下げ観測が強まり、ドル売り圧力となる可能性がある。

各国通貨の動向

アジアの主要通貨は、米国の重要イベントを前に限定的な値動きとなった。

  • 日本円: ドル円相場(USD/JPY)は157.7円台で横ばい。最近の為替介入とみられる動きで円高が進んだが、国内のインフレ圧力の高まりから日本銀行(日銀)が追加利上げに踏み切るとの観測もあり、上値は重い。
  • 豪ドル: 豪ドル米ドル相場(AUD/USD)は0.1%下落。木曜に発表された6月の貿易収支は、金の輸出が好調だったことなどから黒字に転換したが、相場への影響は限定的だった。
  • その他アジア通貨: 人民元(USD/CNY)、韓国ウォン(USD/KRW)、シンガポールドル(USD/SGD)も小幅な動きに留まった。一方、インドルピー(USD/INR)は原油価格の下落を背景に底堅く推移している。
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