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アップル株が逆行高、中国AI事業やアナリスト評価を好感

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アップル株が24日の取引でハイテク株安に逆行して上昇。モルガン・スタンレーによる目標株価引き上げや、中国でのAIサービス登録完了など、複数の好材料が買いを誘った。
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アップル(AAPL)の株価が24日の米株式市場で、ハイテク株が軟調な中で逆行高を演じた。決算発表を前に、アナリストによる目標株価の引き上げや、中国でのAI(人工知能)事業の進展など、同社固有の好材料が相次いだことが投資家心理を支えた。
好材料が重なり株価は逆行高
24日午前の取引で、アップル株は前日終値比2.4%高の329.39ドルまで上昇した。この動きは、同日のナスダック総合指数が0.8%下落したのとは対照的だ。
前日にはテスラやアルファベットといった他のハイテク大手が決算内容や規制関連のニュースを受けて売られており、市場全体に重しとなっていた。そうした中でアップルが見せた底堅さは、短期的な業績見通しが良好な銘柄へと投資家が資金を振り向けていることを示唆している。
決算発表を前にした強気材料
Ad今回の株価上昇の背景には、複数の具体的な好材料がある。
- モルガン・スタンレーの評価: アナリストのエリック・ウッドリング氏は23日、アップルの目標株価を360ドルから364ドルへ引き上げ、投資判断「オーバーウエート」を維持した。同氏は、30日に発表予定の2026年度第3四半期決算が市場予想(1株当たり利益1.88ドル、売上高1089億ドル)を若干上回る可能性を指摘している。
- 中国でのAI事業進展: 同社はAIプラットフォーム「Apple Intelligence」の中国における規制当局への登録を完了した。これにより、アリババの「通義千問」やバイドゥのモデルを活用し、中国市場向けにローカライズされたAI機能をiOSやmacOSなどで提供する道が開かれた。これは同社にとって最大の海外市場における長年の戦略的課題を解決する重要な一歩となる。
- 新たなリースプログラム: 決済サービス企業クラーナと提携し、新たなデバイスリースプログラム「Apple Upgrade」を7月28日に開始する予定。iPhoneやMacなどの主要製品が対象となり、ハードウェア・エコシステムの収益化における構造的な変化をもたらす可能性がある。
- サービス事業の拡大: 自動車大手フォードが、次世代の電気自動車(EV)プラットフォームにアップルの地図アプリ「Apple Maps」を搭載することを確認。サービス事業の裾野がさらに広がっていることを示した。
これらの企業固有の材料が重なったことで、アップル株は市場全体をアウトパフォームし、52週高値である334.99ドルに迫る水準まで買い進められた。市場の注目は、来週に迫った決算発表に集まっている。