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アンスロピックのIPO、10月中旬以降にずれ込む見通し=関係者筋

人工知能(AI)開発のスタートアップ企業であるアンスロピックが、新規株式公開(IPO)に向けたマーケティング活動の開始を最も早くて10月中旬に延期する見通しであることが、関係者の話で明らかになった。当初の計画からは遅れが生じているが、11月の米中間選挙の数日前に上場を完了させることを目指しているという。
上場計画の遅延
関係者によると、アンスロピックは当初、早ければ来週にもIPOの目論見書を公開すると見られていた。しかし、新たな計画では目論見書の公開は9月下旬以降になる見込みだという。ただし、関係者はこれらの計画や時期は変更される可能性があると注意を促している。
このようなスケジュールの変更は、企業が市況や規制当局の審査、その他の準備を進める中で行われるため、IPOのプロセスにおいては珍しいことではない。同社はIPOプロセスの一環として150億ドルのリボルビング・クレジット・ファシリティ(回転信用枠)の最終調整を進めているとされ、その後、主幹事銀行のアナリストらとのミーティングが予定されている。
市場の関心と背景
アンスロピックのIPOは、急成長するAI業界へのエクスポージャーを求める投資家から、史上最も注目される案件の一つになると期待されている。この上場は、公開市場におけるAI関連企業への投資意欲を測る主要な試金石となるだろう。
Ad市場では、OpenAIなど他のAI企業のIPOの可能性も取り沙汰されている。アンスロピックの大型上場は、こうした一連の動きの先駆けとなる可能性がある。
主幹事と関係者の動向
関係者によれば、アンスロピックのIPOにはモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティが主幹事として関与している。
本件に関してアンスロピックはコメントを控えた。また、ゴールドマン・サックス、シティ、JPモルガンもコメントを拒否し、モルガン・スタンレーは現時点でコメントの要請に応じていない。