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アンジー株が下落、JPモルガンの「アンダーウェイト」評価が重し

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住宅修理などのホームサービス・マーケットプレイスを運営するアンジー(Angi Inc., 銘柄コード: ANGI)の株価は、11日の時間外取引で3.0%下落した。米金融大手JPモルガンが、同社に対する投資判断を「アンダーウェイト」で開始したことが売り材料となった。
JPモルガンが初の「売り」判断
JPモルガンによる今回のカバレッジ開始は、アンジーにとって初となる「売り」に相当する投資判断となる。これにより、アナリストのコンセンサスは大きく変化した。これまで同社株は、2件の「買い」評価と5件の「ホールド」評価で構成され、「売り」評価は一件もなかった。
大手金融機関からの新たなネガティブ評価は、特に同社が脆弱な時期にある中で発表された。このことが投資家心理を悪化させ、売り圧力につながっている。
脆弱なファンダメンタルズが背景に
アンジーの事業環境は厳しい状況にある。同社が8月上旬に発表した2026年第2四半期決算は、市場の期待を下回る内容だった。
Ad- 売上高: 2億4800万ドル(前年同期比11%減)で、アナリスト予想に届かなかった。
- GAAPベースの損失: 1株当たり5.70ドルの純損失を計上。市場予想はわずかな黒字だった。
- 減損損失: 約2億3500万ドルに上る、のれん及び無形固定資産の非現金減損損失が利益を圧迫した。
さらに、プラットフォーム上のアクティブなサービス専門家の数が前年比で大幅に減少し、専門家の解約率も上昇している。同社がAI主導の事業転換を進める中でも、マーケットプレイスモデルの持続可能性に疑問が投げかけられている。
市場全体とは逆行
この日の米国株式市場では、S&P 500やナスダック総合指数などが小幅に上昇しており、アンジー株への圧力はマクロ経済の動向ではなく、企業固有の問題に起因することを示唆している。
同社株は現在、52週安値の4.26ドル近辺で取引されており、52週高値の18.38ドルから大幅に価値を下げている。JPモルガンによる厳しい評価と、減収や赤字拡大といった脆弱なファンダメンタルズが重なり、市場全体が堅調な中でも同社株への売りが強まる展開となっている。