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アルストム株が上昇、英国で12億ユーロ超の大型契約を獲得

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フランスの鉄道車両大手アルストムは、英国の鉄道運行会社トランス・ペナイン・エクスプレス(TPE)から総額12億ユーロ(約1980億円)を超える大型契約を獲得したと発表した。この発表が好感され、同日の株価は2.2%上昇し、15.84ユーロで取引された。
英国初のバッテリー駆動式車両を供給
今回受注したのは、イングランド北部で運行される英国初の本線用バッテリー駆動式電車の供給および長期保守に関する包括的な契約となる。
- 契約総額: 12億ユーロ超
- 車両供給: 5両編成のバッテリー駆動式電車29編成(約9億3000万ユーロ)
- 長期保守: 約2億3000万ユーロ
これらの車両は、アルストムのダービーにあるリッチャーチ・レーン工場で製造され、同社の最新プラットフォーム「Adessia Stream」が英国市場で初めて導入される。納入は2032年に開始される予定で、この契約は2026/27年度第2四半期の受注高として計上される。
Ad市場への影響と背景
アルストムの株価は、財務状況の回復や受注パイプラインに対する投資家の懸念から、52週高値の30.23ユーロを大幅に下回る10ユーロ台半ばで低迷していた。今回の大型受注は、同社の事業の勢いが回復していることを示す具体的な証拠として市場に受け止められた。
カナダやオーストラリアでの受注に続く今回の契約は、同社のゼロエミッション鉄道技術における専門性を改めて裏付けるものとなった。世界的な株式市場が堅調に推移したことも追い風となり、戦略的に重要な契約の獲得と投資家心理の改善が重なったことが、今回の株価上昇につながったとみられる。