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アルファベット株、決算発表を前に上昇 アナリストの強気見通しが追い風

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アルファベット(GOOGL)の株価は、7月22日の市場取引終了後に予定されている2026年第2四半期決算発表を2日後に控え、投資家の買いが先行した。同社株は午前の取引で2.8%上昇し、356.47ドルに達した。
決算への期待感とアナリストの強気な見方
市場では、アルファベットの主要事業である検索、YouTube、Google Cloudの全部門で堅調な業績が示されるとのコンセンサスが広がっている。この期待感を背景に、複数の金融機関が同社に対する強気な見方を強めている。
- BMOキャピタルは7月17日、AIモデル「Gemini 3.5 Pro」のリリース遅延が報じられたにもかかわらず、投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を435ドルから455ドルに引き上げた。
- キーバンクも目標株価を445ドルに設定。アナリストのジャスティン・パターソン氏は、市場がGoogle Cloudと検索事業の持続性を見誤っており、2028年まで20%超の収益成長が可能だと指摘している。
- バンク・オブ・アメリカは、目標株価430ドルを再表明するとともに、第2四半期の1株当たり利益(EPS)予想を小幅に上方修正した。
AdAIインフラと市場環境が追い風
長期的な技術戦略も株価を後押ししている。グーグルが、現行のAIチップより6倍から10倍効率的な次世代サーバーチップ「Frozen v2」を社内で開発中との報道は、同社が垂直統合型のAIインフラリーダーであるとの見方を強固にした。
市場全体の環境も支援材料となった。ナスダック総合指数が0.5%、S&P 500種株価指数が0.3%上昇し、前週の半導体株主導の急落から一部回復した。一方でダウ工業株30種平均は0.3%下落しており、景気循環株から巨大ハイテク株への資金循環が示唆される。目前に迫った決算発表、アナリストの評価引き上げ、そしてハイテク株市場の回復という複合的な要因が、アルファベット株を押し上げる展開となった。