Story

BofA、エア・プロダクツに強気の見方 決算・ガイダンスの上方修正を予想

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 21, 20261 min read
BofA、エア・プロダクツに強気の見方 決算・ガイダンスの上方修正を予想

Summary

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のレポートによると、エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズはプロジェクト中止を受け投資家心理が強気に転換。第3四半期決算は予想を上回り、通期ガイダンスも引き上げられるとの期待が高まっている。

Text size
Background

バンク・オブ・アメリカ(BofA)が発表したレポートによると、産業ガス大手のエア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)に対し、投資家心理が強気に転じていることが明らかになった。同社がダロウ・プロジェクトを正式に中止したことを受け、市場では2026年度第3四半期決算が市場予想を上回り、通期ガイダンスも上方修正されるとの期待が広がっている。

エア・プロダクツへの期待高まる

BofAの顧客である投資家は、エア・プロダクツがコスト削減、価格設定の改善、ヘリウム価格の上昇から恩恵を受けると予想している。同社はすでに第1、第2四半期に力強い決算を発表しており、この勢いが続くと見られている。

レポートによると、市場では新たな通期の1株当たり利益(EPS)レンジとして $13.15~$13.35 が意識されているという。プロジェクト中止による資本配分の見直しと、堅調な事業運営が強気な見方の背景にある。

他の化学大手の見通し

BofAのレポートは、他の主要化学企業に関する投資家の見方も示している。

Sample IUX Markets – In-articleAd
  • リンデ(Linde): 2026年通期のガイダンスを引き上げ、利益成長率が10%に達すると予想されている。新たなEPSガイダンスは$17.75~$18.10の範囲になる見込み。
  • エコラボ(Ecolab): 第2四半期決算で予想を上回り、通期ガイダンスを引き上げると見られている。7月2日に発表された最新の通期見通しは保守的だとバイサイド(機関投資家)は考えている模様。
  • ダウ(Dow): 第2四半期のEBITDAはガイダンスの22億ドルを上回ると予想される一方、第3四半期のEBITDAガイダンスは17億~20億ドルと、より慎重な水準になると見られている。
  • モザイク(Mosaic): 第2四半期は軟調な結果が予想されており、一部の投資家はEBITDAが約3億5000万ドルになると示唆。追加の生産能力停止に伴う固定費吸収と販売数量への圧力が懸念されている。

市場への示唆

このレポートは、間近に迫った化学セクターの決算シーズンを前に、機関投資家が各社の業績をどう見ているかを示す重要な指標となる。特にエア・プロダクツやリンデのような業界大手に対する強気な期待は、産業ガス市場の底堅さを反映している可能性がある。

一方で、ダウやモザイクに対する慎重な見方は、ポリエチレンや肥料といった特定分野での市況の軟化を示唆している。投資家は、コスト管理と価格決定力が各社の業績を左右する重要な要因として注視している。

Back to latest news

LATEST