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Aevo、モバイル向けに保護機能付き無期限先物「PERPS+」を提供開始

分散型デリバティブ取引所のAevoは、モバイルアプリ向けに新機能「PERPS+」を導入し、デスクトップ版と同等の完全な機能を提供開始したと発表しました。これにより、トレーダーはスマートフォンからワンタップで、無期限先物ポジションにオプションベースの保護機能を直接組み込むことが可能になります。
PERPS+の概要と特徴
PERPS+は、オプション取引の専門知識を必要とせずに、無期限先物取引のリスク管理を簡素化することを目的とした機能です。トレーダーはポジション設定時に、以下の3つのモードから保護レベルを選択するだけで、Aevoがワンタップで全ての注文を執行します。
- 損失を限定 (Limit My Loss): 最大損失額をあらかじめ設定し、下値リスクを限定しながら上値の利益は無制限に追求できます。
- プレミアムを受領 (Get Paid to Hold): ポジションの利益に上限を設定する代わりに、即座にプレミアム(手数料)を受け取ることができます。
- レンジを固定 (Lock My Range): ポジションの利益と損失の範囲を両方設定することで、ほぼゼロコストでポジションを構築できます。
現在、この機能はBTCおよびETHの無期限先物で利用可能です。Aevoの広報担当者は、「オプションレベルの保護機能を、まるで無期限先物を取引するのと同じような感覚で利用できるようにしたのがPERPS+だ」と述べています。
市場への影響とトレーダーにとっての意味
AdPERPS+の導入は、これまで複雑さから敬遠されがちだったオプション戦略の利用を、一般の無期限先物トレーダーにとって身近なものにします。これにより、レバレッジをかけた取引におけるリスク管理の新たな選択肢が提供されることになります。
この機能は主に2つのトレーダー層を対象としています。一つは、これまでオプションを利用したことがないものの、ポジションに保護をかけたいと考えている無期限先物トレーダーです。もう一つは、DeFiの投資戦略(Vault)を利用しているものの、より柔軟なパラメータ設定を求める上級者です。
Aevoの技術基盤とトークノミクス
Aevoは、オフチェーンのオーダーブックとオンチェーンの決済を組み合わせた独自のイーサリアム・レイヤー2を基盤としており、中央集権型取引所に匹敵する執行速度と、自己管理型の資産保管を両立させています。また、取引担保として利回り付きステーブルコイン「aeUSD」を導入している点も特徴です。
プラットフォームのネイティブトークンであるAEVOは、取引所収益を原資とした定期的な買い戻しとバーン(焼却)により、デフレ的な供給メカニズムを持っています。これまでに7,400万AEVOが供給から永久に削除されたと報告されており、投資家の希薄化懸念となるべスティング(権利確定)スケジュールも既に完了しています。