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エアロバイロンメント、米陸軍から1.17億ドルのドローン契約受注で株価上昇

Summary
防衛技術企業のエアロバイロンメントが、米陸軍からP550ドローンシステムに関する1億1730万ドルの契約を獲得したと発表。このニュースを受け、同社株は時間外取引で上昇した。
防衛技術を手掛ける米エアロバイロンメント(NASDAQ: AVAV)は、米陸軍から同社のP550ドローンシステムに関する1億1730万ドル(約180億円)の契約を獲得したと発表した。これを受け、月曜日の時間外取引で同社株価は2.7%上昇した。
契約の詳細
今回の契約は、米陸軍の大隊偵察(Battalion Reconnaissance)活動を支援するもので、P550電動垂直離着陸(eVTOL)無人航空機システム82機を対象としている。同社によると、これはP550システムにとって初の本格量産調達となる。
この発注は、陸軍の長距離偵察プログラムの一環として、競争入札を経て決定された。現代戦における適応能力の高い装備を配備することを目的としている。
P550ドローンの特徴
P550は、グループ2に分類される自律型のeVTOL無人航空機システムである。主な特徴は以下の通り。
Ad- ペイロード: 最大15ポンド(約6.8kg)のマルチセンサーペイロードを搭載可能。
- 航続時間: バッテリーのみで最大5時間の飛行が可能。
- 運用性: 現場で工具を使わずに5分以内でペイロードやバッテリーの交換が可能。
- 拡張性: モジュール式のオープンシステムアプローチを採用しており、サードパーティ製のペイロードやデータリンク、ミッション計画ソフトウェアとの統合に対応する。
このシステムは、諜報・監視・偵察(ISR)、精密攻撃、電子戦、通信中継など、航空、地上、海上作戦にわたる多様な任務に対応できるよう設計されている。
市場への影響と背景
今回の大型契約は、エアロバイロンメントの技術力と米軍との強固な関係を改めて示すものであり、投資家から好感された。同社のワヒド・ナワビ会長兼CEOは、「P550は、機動部隊が係争環境下で迅速に再構成し、行動範囲を拡大し、効果を発揮する能力を与える」とコメントしている。
エアロバイロンメントは、自律システム、徘徊型兵器(loitering munitions)、対UAS技術などの開発を専門とする防衛技術企業であり、今回の契約は同社の収益基盤の強化に寄与するとみられる。