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アクセンチュア株が急騰、モルガン・スタンレーの目標株価引き上げを好感

投資銀行モルガン・スタンレーによる目標株価の引き上げをきっかけに、コンサルティング大手アクセンチュア(NYSE: ACN)の株価が午後の取引で6.1%急騰した。S&P 500種株価指数が0.4%下落するなど、主要株価指数が軟調に推移する中、同社の株価の動きは際立っている。
複数の投資銀行による評価
今回の株価上昇の直接的な引き金となったのは、モルガン・スタンレーがアクセンチュアの目標株価を従来の130ドルから175ドルへ引き上げたことだ。同行のアナリスト、ジェームズ・フォーセット氏は、バリュエーションと市場見通しに対する楽観的な見方を理由に挙げている。投資判断は「イコールウェイト」に据え置かれたものの、この目標株価の改定が投資家心理を刺激し、株価は一時195.47ドルの高値を付けた。
この動きを補強するように、UBSもアクセンチュアに対する強気な姿勢を再確認した。UBSは投資判断を「買い」とし、目標株価を275ドルという高水準に設定。同社のAI主導の成長軌道と積極的な買収戦略への信頼を強調した。
AI事業への期待と慎重な見方
Ad市場の楽観的な見方の背景には、アクセンチュアのAI分野における取り組みがある。同社が最近発表したGoogle Cloudとの共同事業グループ設立は、企業のAI導入を支援するものであり、投資家の注目を集めている。
一方で、慎重な見方も存在する。ウェルズ・ファーゴは9月11日、マクロ経済の圧力が2027年度の成長を圧迫する可能性を指摘し、アクセンチュアの投資判断を「イコールウェイト」に引き下げた。同行は、間近に迫った第4四半期決算報告や10月の投資家デーが、株価を押し上げる材料にはなりにくいと分析している。
今回のモルガン・スタンレーによる目標株価引き上げは、こうした慎重な見方を上回り、株価を押し上げる決定的な要因となった。しかし、株価は急騰したものの、依然として52週高値の291.09ドルを大きく下回る水準にある。