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Z.AI株が急落、50億ドルの大規模資金調達を嫌気

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北京を拠点とする人工知能(AI)企業Z.AIの株価が月曜の香港市場で急落し、前週末比7.1%安の736.5香港ドルと、約5ヶ月半ぶりの安値を付けた。同社が発表した約50億ドル規模の資金調達計画が、株式価値の希薄化懸念を招き、売り材料となった。
大規模な資金調達計画が重し
Investing.comの報道によると、Z.AIは総額約50億ドルの資金調達を発表した。内訳は以下の通り。
- 新株発行(株式募集): 約20億ドル
- 社債発行: 約30億ドル
特に市場で嫌気されたのは、新株発行の条件だ。同社は2,197万株の新株を1株あたり714香港ドルで発行する計画で、これは金曜の終値に対して10%のディスカウントとなる。このような大規模な割引価格での公募増資は、1株当たりの価値が薄まる「希薄化」につながるため、短期的に株価の上値を抑える要因となる。
AdAIセクターへの懸念も逆風に
Z.AIの株価下落は、AIセクター全体に対する市場心理の悪化も背景にある。Anthropicのダリオ・アモデイ氏、OpenAIのサム・アルトマン氏、xAIのイーロン・マスク氏など、米国の主要なAI研究開発の責任者らが、高度なAIがもたらすリスクへの懸念から開発ペースを落とすよう相次いで呼びかけたことが報じられた。
この動きはAI関連銘柄への投資熱に冷や水を浴びせ、月曜の市場ではナスダック先物が1%以上下落したほか、香港のハンセン指数も0.5%下落するなど、幅広い市場でリスク回避の動きが広がった。Z.AIの売り圧力は、こうしたマクロ環境の悪化によってさらに増幅された形だ。