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円が158円台に迫り急伸、介入警戒感が再燃 アジア通貨も連れ高

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アジア外国為替市場で、日本円が対ドルで急伸し、1ドル=158円台に迫る展開となった。日本銀行が今月の金融政策決定会合で予想を上回る利上げに踏み切るとの観測が強まったことが背景にあり、市場では為替介入への警戒感が再燃している。
円急伸の背景に日銀のタカ派観測
円高の直接的な引き金となったのは、日銀の審議委員である高田創氏の発言だ。同氏は、9月18日の会合での0.25%の利上げは確定事項ではなく、連続利上げの可能性も残されていると示唆した。これを受け、市場では50ベーシスポイント(0.5%)の大幅利上げの可能性もわずかながら織り込み始めた。
この観測を受け、ドル円相場は一時0.6%下落し157.81円を付けた。前日のニューヨーク市場での1.2%の上昇に続き、アジア時間でも買いが優勢となった。
再燃する介入警戒感
円の急激な変動は、市場参加者に政府・日銀による為替介入を強く意識させている。日本の通貨当局は、過度な変動に対しては断固たる措置をとる姿勢を繰り返し示してきた。市場関係者は、日銀の金融政策決定会合後の連休を注視している。市場参加者が少なくなる薄商いの時期は、介入の効果が増幅される可能性があるためだ。
Adドル安と他のアジア通貨
米ドルは主要通貨に対して軟調に推移し、ドルインデックスは0.1%下落した。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げを行うとの観測は根強く、週末に発表される米非農業部門雇用者数が次の焦点となる。市場が織り込む9月利上げの確率は61%となっている。
円高・ドル安の流れを受け、他のアジア通貨も総じて堅調だった。
- 韓国ウォン(KRW): ほぼ横ばい
- シンガポールドル(SGD): 対ドルで0.1%上昇
- インドルピー(INR): 対ドルで0.8%上昇
- 豪ドル(AUD): ほぼ変わらず。予想を上回る経済成長率が下支えとなった。