Story
円、日米協調介入後の上昇一服も高値圏を維持

Text size
Background
火曜日の外国為替市場で円は反落したものの、先週末に実施された異例の日米協調為替介入による上昇幅の大半を維持しました。市場では、介入後の利益確定の動きが出た一方、当局による円安是正への強い姿勢が意識されています。
介入後の水準調整
Investing.comのデータによると、円は対ドルで0.25%下落し、1ドル=157.56円で取引されました。前日の取引では一時、3カ月ぶりの高値となる155.20円まで上昇していました。
対ユーロでも円は0.33%下落し、1ユーロ=181.36円となりました。月曜日には約9カ月ぶりの高値である179.435円をつける場面がありました。
Ad異例の日米協調介入が背景
今回の円高局面は、日本政府・日本銀行が先週金曜日に米国と協調して円買い介入を実施したことを認めたのがきっかけです。この介入を受け、円は直近3営業日で最大5%上昇しました。
この動きは、7月に記録した40年ぶりの円安水準である1ドル=163.99円からの顕著な反発となります。日米両当局による協調介入は極めて異例であり、通貨安定に向けた強い意志を示すものとして市場に受け止められました。投資家は今後、この介入効果の持続性や、追加措置の可能性を慎重に見極める展開となります。