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小麦先物、反落も黒海情勢が下支え ドイツの減産見通しも意識

Summary
シカゴ商品取引所の小麦先物は火曜日に下落したが、黒海地域からの穀物輸送の混乱や欧州の悪天候による供給懸念が根強く、下げ幅は限定された。
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火曜日のシカゴ商品取引所(CBOT)で小麦先物価格が下落した。しかし、黒海地域における穀物輸送の混乱が続く中、供給懸念が下値を支える展開となり、下げ幅は限定的となった。
黒海情勢の緊迫化が供給を圧迫
ロシアとウクライナによる航路への攻撃が数週間にわたり続いており、ロシアの主要な穀物輸出ターミナルであるノヴォロシースク港を含む黒海地域からの穀物輸出が減少している。この地政学的リスクが、小麦価格の急落を防ぐ主な要因となっている。
市場参加者は、同地域の供給途絶が世界の需給バランスに与える影響を注視している。今後の情勢次第では、価格が再び上昇に転じる可能性も残されている。
欧州の生産懸念と底堅い需要
相場を支える材料は黒海地域以外にも見られる。ドイツ農業協会(DBV)が火曜日に発表したところによると、同国の2026年産冬小麦の収穫量は、異例の乾燥した春と6月の記録的な熱波による作柄悪化を受け、前年比7%減の2,090万トンに落ち込む見通しだ。
Ad一方で需要は底堅く、欧州のトレーダーによると、ヨルダンの国営穀物バイヤーは火曜日の国際入札で、約60,000トンの小麦を購入した。これは、当初の買い付け目標であった12万トンには満たないものの、安定した国際需要を示唆している。
CBOTの主な限月価格
火曜日の取引では、主要な限月の価格動向はまちまちとなった。
- CBOT 9月限軟質赤色冬小麦:1ブッシェルあたり6.74-3/4ドルでほぼ横ばい
- カンザスシティ 9月限硬質赤色冬小麦:2-1/2セント高の7.61-1/4ドル
- ミネアポリス 9月限春小麦:4-1/2セント高の6.79-1/2ドル