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ウエスタンデジタル株が急落、中国同業の大型IPOが競争激化懸念を誘発

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Jul 16, 20261 min read
ウエスタンデジタル株が急落、中国同業の大型IPOが競争激化懸念を誘発

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米ストレージ大手のウエスタンデジタル(WDC)の株価が急落。中国の競合CXMTによる大型IPOが競争激化懸念を招いたほか、半導体セクター全体に広がる売り圧力が重荷となった。

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米ストレージ大手のウエスタンデジタル(WDC)の株価が16日午前の取引で7.7%安の474.24ドルまで急落した。中国の同業大手CXMTによる大型新規株式公開(IPO)が競争激化懸念を招いたほか、数日にわたり半導体セクター全体に広がる売り圧力が重荷となった。

競争激化への直接的な引き金

この日の売りを誘った直接的な引き金は、中国のDRAMメーカー長鑫存儲技術(CXMT)が上海証券取引所でのIPOに向けた投資家からの募集を開始したことだ。調達額は最大で約98億ドルに上る見通しで、実現すれば2010年以降の中国本土では最大規模のIPOとなる。

これにより、潤沢な資金を持つ中国企業がDRAM市場に本格参入し、すでに競争の激しい市場の価格設定に影響を及ぼすとの懸念が広がった。アナリストはこれまで、メモリー価格の上昇分は顧客に転嫁されていると指摘していたが、投資家の焦点は新たな競合の出現による価格競争へと移っている。

SKハイニックスに端を発する連鎖的な売り

ただし、メモリーセクターへの売り圧力は16日に始まったものではない。韓国の証券会社KISが7月13日、同国の半導体大手SKハイニックスの第2四半期営業利益見通しを市場コンセンサス比で約8%下方修正したことをきっかけに、メモリーおよびストレージ関連株は持続的な売りに見舞われていた。

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この連鎖的な売りが広がる中、ウエスタンデジタルの株価はすでに軟調に推移しており、今回のCXMTのニュースが脆弱な市場心理に追い打ちをかけた形だ。同業他社の株価も軒並み下落しており、この日の売りが個別企業の問題ではなく、業界全体への懸念を反映していることを示している。

利益確定売りと市場全体の地合い悪化も重荷に

ウエスタンデジタルの株価は今年、52週高値となる799.87ドルを記録するなど大幅に上昇しており、高値圏での利益確定売りが出やすい状況でもあった。ハイテク株の比重が高いナスダック総合指数がこの日1.1%下落するなど、市場全体の地合いが悪化したことも逆風となった。

SKハイニックスの業績懸念に端を発するセクター全体の売り、CXMTの大型IPOがもたらす競争激化への警戒感、そしてこれまでの株価上昇を受けた利益確定売りという複合的な要因が、同社株への強い売り圧力となっている。

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