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ウェスタンデジタルの株価が好業績と楽観的な業績見通しを受けて急騰

データストレージ企業のウェスタンデジタル(WDC)の株価は、ウォール街の予想を大きく上回る好調な第1四半期決算を発表し、今四半期の見通しも力強いものとなったことを受け、午前中の取引で6%以上急騰した。
好決算と力強い業績見通し
株価上昇のきっかけとなったのは、主要指標でアナリスト予想を上回った好調な四半期決算報告だった。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 同社は4.64ドルを計上し、市場予想の約4.11ドルを大きく上回った。
- 売上高: 売上高は43億8000万ドルに達し、前年同期比で約55%増加、市場予想を約5.7%上回った。
投資家の楽観的な見方をさらに強めるように、ウェスタンデジタルは第2四半期の調整後EPSを最大約6.00ドルと予測しており、アナリスト予想の約4.80ドルを大幅に上回っている。同社はまた、四半期配当を17%増額すると発表し、経営陣が将来のフリーキャッシュフロー創出に自信を持っていることを示した。
AI需要とアナリストの見解
AdCEOのアービング・タン氏は声明の中で、強気の見通しを改めて強調し、その背景には人工知能(AI)分野からの需要急増があると述べた。タン氏は、今後5年間でAI関連のストレージ需要が年率25%の複合成長率で拡大すると予想しており、ハイパースケールクラウド顧客が「持続的な需要の底」を提供するとしている。
この発表後、アナリストのセンチメントは概ね強気を維持した。JPモルガンは目標株価を650ドルに引き上げ、「オーバーウェイト」のレーティングを維持した。エバーコアISIは「アウトパフォーム」のレーティングを維持し、目標株価を575ドルとした。バーンスタインやシティグループなど他の企業も「買い」相当のレーティングを維持した。
市場概況
ウェスタンデジタルの株価は午前の取引で6.3%上昇し、378.70ドルとなった。これは、S&P500種指数とナスダック総合指数の小幅な上昇を大きく上回る動きだ。この動きは、株価上昇が同社固有の要因によって牽引されていることを示している。データストレージ業界は注目を集めており、競合のシーゲイト・テクノロジーは市場取引終了後に四半期決算を発表する予定だ。