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ウエスタンデジタル株が急騰、中国のAI半導体輸入規制緩和の観測で

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Jul 9, 20261 min read
ウエスタンデジタル株が急騰、中国のAI半導体輸入規制緩和の観測で

Summary

米ストレージ大手のウエスタンデジタル(WDC)の株価が急騰。中国が先端AI半導体の輸入規制を緩和するとの報道が市場心理を改善し、アナリストによる強気な目標株価の引き上げも追い風となった。

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Background

米ストレージ大手のウエスタンデジタル(WDC)の株価が9日の取引で8.0%急騰し、594.34ドルに達しました。中国が先端AI半導体の輸入規制を緩和する可能性があるとの報道を受け、半導体およびストレージ企業への需要拡大期待が高まったことが背景にあります。

中国発のニュースがセクター全体を押し上げ

今回の株価上昇のきっかけは、中国が国内の大手AI企業に対し、米エヌビディア製の高性能AI半導体「H200」を数量限定で購入することを許可する計画だと報じられたことです。この動きは、米国製先端技術に対する中国の輸入規制が緩和される可能性を示唆しており、投資家は中国におけるハイエンドAIハードウェアの需要が予想より早く拡大すると期待しています。

この報道は、週初から軟調だったメモリーセクター全体の反発を促しました。サムスン電子の好決算も追い風となり、ウエスタンデジタルや同業のシーゲイト(約7%上昇)の株価を押し上げました。

相次ぐアナリストの強気評価

セクター全体への追い風に加え、アナリストによる強気な評価も株価を後押ししました。サスケハナは前日、ウエスタンデジタルの目標株価を360ドルから500ドルに引き上げています。

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その他にも、複数の証券会社がAIによるストレージ需要を「複数年にわたる構造的な好機」と捉え、目標株価を相次いで引き上げました。

  • ゴールドマン・サックス: 650ドルへ引き上げ
  • カンター・フィッツジェラルド: 900ドルへ引き上げ
  • メリウス・リサーチ: 「買い」でカバレッジを開始、目標株価は1,050ドル

市場背景と投資家心理

半導体セクターは週初、決算発表を前にした高いバリュエーションへの警戒感から大きく売られていました。しかし、多くの投資家はこの下落を構造的な変化ではなく、一時的な利益確定の動きと解釈しました。

そのため、今回の好材料をきっかけに、主要な半導体関連銘柄に対して有利なエントリーポイントと見て「押し目買い」が活発化しました。ウエスタンデジタルは過去4四半期連続で市場予想を上回る決算を発表しており、AI推論需要に牽引されるNANDおよびHDDの更新サイクルからも恩恵を受けていることが、投資家の買い意欲を支えたとみられます。

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