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ウェスト・ファーマシューティカル株が急伸、好決算と通期見通しの上方修正を好感

医薬品包装・投与システムを手掛ける米ウェスト・ファーマシューティカル・サービシズ(WST)の株価が23日の時間外取引で6.1%急伸した。同日発表した2026年第2四半期決算が、売上高・利益ともにウォール街の予想を大幅に上回ったことに加え、通期の利益見通しを引き上げたことが好感された。
予想を上回る第2四半期決算
同社が発表した第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は2.37ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想である2.08ドルを0.29ドル上回った。売上高も前年同期比13.8%増の8億7230万ドルに達し、市場予想の8億3975万ドルを上回る結果となった。
この好調な業績は、特に成長著しいバイオ医薬品やGLP-1作動薬市場向けの、高付加価値な注射剤コンポーネントへの力強い需要が継続していることを示唆している。
通期見通しの上方修正が追い風に
投資家にとって同様に重要だったのは、経営陣が2026年通期の調整後EPS見通しを上方修正したことだ。従来予想の8.40ドル〜8.75ドルのレンジから、8.85ドル〜9.05ドルのレンジへと引き上げられた。この新ガイダンスの中間値は、市場コンセンサスである8.62ドルを大きく上回っている。
Adさらに、第3四半期のEPSおよび売上高の見通しもアナリスト予想を上回っており、下半期に向けても同社の成長モメンタムが維持されるとの見方が強まった。
市場への影響と背景
この決算発表を受け、同社の株価は時間外取引で380.15ドルまで上昇し、従来の52週高値である367.66ドルを更新した。この動きは、S&P 500が0.8%、ダウ工業株30種平均が0.9%下落するなど、米国市場全体が軟調に推移する中で際立っており、同社固有の好材料が評価されたことを示している。
決算発表前、同社をカバーするアナリストの約4分の3が「買い」の投資判断を維持しており、TDコーウェンやエバーコアISIなどの証券会社はここ数週間で目標株価を引き上げていた。今回の力強い決算とガイダンスは、GLP-1関連市場へのエクスポージャーに対する強気な見方を裏付ける形となった。