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WECエナジー株が下落、第2四半期決算は売上高が予想未達

Summary
米公益大手WECエナジー・グループが発表した2026年第2四半期決算は、1株当たり利益(EPS)が市場予想を上回ったものの、売上高が予想に届かなかった。材料出尽くし感から、株価は時間外取引で下落した。
米国の公益事業大手WECエナジー・グループ(WEC)の株価が29日の時間外取引で下落した。同日朝に発表された2026年第2四半期決算は、利益が市場予想を上回った一方で売上高が予想を下回り、強弱入り混じる内容となったことが嫌気された。
予想を上回る利益と下回る売上高
同社が発表した第2四半期(4~6月期)決算の詳細は以下の通り。
- 純利益: 2億9,920万ドル(前年同期は2億4,540万ドル)
- 1株当たり利益(EPS): 0.91ドル(市場予想の0.83ドルを上回る)
- 売上高: 20億6,000万ドル(市場予想の21億1,000万ドルに届かず)
スコット・ローバー最高経営責任者(CEO)は決算について「顧客サービス、財務規律、経営効率」が好調な四半期を牽引したと述べた。しかし、投資家はEPSの好結果よりも、売上高の未達や今後の見通しに注目した模様だ。
通期見通しとアナリストの慎重な見方
AdWECエナジーは2026年通期のEPS見通しを5.51~5.61ドルのレンジで据え置いた。この見通しはアナリストのコンセンサス予想である5.60ドルの下限に近く、市場にポジティブなサプライズを与えるには至らなかった。
決算発表前から、アナリストの間では慎重な見方が広がっていた。キーバンクは7月23日に目標株価を126ドルから117ドルに引き下げ、BMOキャピタルも同様に120ドルから117ドルへ引き下げている。ゴールドマン・サックスは7月16日時点で「売り」の投資判断を維持していた。
市場の反応
今回の株価下落は、典型的な「材料出尽くし」の動きと見られる。EPSが予想を上回ったものの、売上高の未達や期待を上回らない業績見通しといったマイナス材料を打ち消すには力不足だった。この日の米国市場は主要3指数がまちまちの動きとなり、守りの固い公益株である同社株にとって追い風とはならなかった。
この反応は、同じくEPSが予想を上回りながらも株価が下落した2026年第1四半期決算時と同様のパターンを繰り返している。近週のアナリストによる相次ぐ目標株価引き下げも、株価の重しとなっている。