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ボーダフォン株が急伸、仏富豪ザビエル・ニール氏が44億ポンドで筆頭株主に

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Jul 13, 20261 min read
ボーダフォン株が急伸、仏富豪ザビエル・ニール氏が44億ポンドで筆頭株主に

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英国の通信大手ボーダフォンの株価が急伸。フランスの著名な通信起業家ザビエル・ニール氏の投資会社が、UAEの通信大手e&から株式16.2%を約44億ポンドのプレミアム価格で取得することに合意したことが好感された。

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英国の通信大手ボーダフォン・グループ(VOD)の株価が急伸した。フランスの著名な通信起業家ザビエル・ニール氏が率いる投資会社が、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・テレコミュニケーションズ・グループ(e&)からボーダフォン株16.2%を取得することで合意したことが背景にある。

株式取得の概要

ニール氏一族の投資会社であるベガ社は、e&が保有するボーダフォンの全株式(16.2%)を約44億ポンド(約60億ドル)で取得する。1株あたりの取得価格は約112.5ペンスで、前日終値に対して約14%のプレミアムが支払われることになる。

この取引が規制当局に承認されれば、ニール氏はボーダフォンの筆頭株主となる。同氏は通信会社イリアドの創業者として知られ、欧州の通信業界で積極的な投資を行うディールメーカーとして名高い。

ボーダフォンは、2022年以来大株主であったe&との関係契約が終了し、e&が指名していた取締役ハテム・ドワイダル氏が即時辞任したことを確認した。

市場の反応とアナリストの見方

この発表を受け、ボーダフォンの株価は一時3.8%上昇し、114.306ペンスを付けた。同銘柄はFTSE100種総合株価指数の構成銘柄の中で最も上昇率が高く、市場の期待感を映した。BTグループなど他の英国通信株にも買いが波及した。

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JPモルガンのアナリスト、アキル・ダッターニ氏は、ニール氏が「受動的な投資家として知られていない」と指摘し、英国やドイツ市場におけるより深い戦略的関与の可能性を示唆した。また、ドイツ銀行はボーダフォンに対する「買い」の投資判断を再表明している。

背景と今後の展望

今回の株式取得は、マルゲリータ・デッラ・ヴァッレ最高経営責任者(CEO)の下で長年にわたる事業再編を進めてきたボーダフォンにとって、大きな転機となる可能性がある。

市場では、以下の点が短期的に株価を押し上げる強力な材料として意識されている。

  • 著名なアンカー投資家の登場
  • プレミアム価格での株式取得
  • ニール氏の関与がもたらす戦略的な選択肢
  • 7月27日に予定されている2026年度第2四半期決算発表

長年のリストラを経てきた同社に対し、新たな大株主の登場が企業価値評価の再検討を促している。

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