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ヴィステオン株が時間外で急落、第2四半期利益が予想を下回る

Summary
自動車部品メーカーのヴィステオンが発表した2026年第2四半期決算は、調整後1株当たり利益が市場予想を大幅に下回り、株価は時間外取引で下落した。売上高は予想をわずかに上回ったものの、利益率の悪化が嫌気された。
自動車部品大手のヴィステオン(Visteon)の株価が23日の時間外取引で大幅に下落した。同日発表した2026年第2四半期決算で、調整後1株当たり利益(EPS)が市場予想を大きく下回ったことが嫌気された。
第2四半期決算の詳細
同社の発表によると、第2四半期の調整後EPSは1.91ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想である2.21ドルを0.30ドル下回った。純利益は4900万ドル(希薄化後EPS 1.80ドル)で、前年同期の7100万ドル(同2.57ドル)から減少した。
一方で、第2四半期の純売上高は9億6000万ドルとなり、市場予想の約9億5570万ドルをわずかに上回った。しかし、前年同期の9億6900万ドルからは減少している。調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却・償却前利益)は、前年同期の1億3400万ドルから1億1600万ドルに縮小。サプライヤーコストの上昇や継続的な技術開発投資が収益性を圧迫した。
Ad市場の反応と背景
決算発表を受け、ヴィステオンの株価は時間外取引で4.0%下落し、99ドル前後で推移した。同社は投資家の懸念を和らげるため、2億ドルの自社株買い(加速型自社株買いプログラム)を同時に発表したが、利益の大幅な未達による売り圧力を相殺するには至らなかった。同社はまた、当四半期に約20億ドルの新規ビジネスを獲得したことも明らかにしている。
多くの大手金融機関が決算発表前に「買い」の投資判断を維持し、目標株価を引き上げていたため、市場の期待が高まっていたことも、今回の利益未達に対する失望感を増幅させた。加えて、S&P 500やナスダック総合指数が下落するなど、市場全体がリスクオフの地合いであったことも、同社株価のさらなる下押し圧力となった。