Story
米国、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃受けイランに追加攻撃 石油制裁も再開

Summary
米軍は7日、ホルムズ海峡でタンカー3隻が攻撃されたことを受け、イランに対する新たな攻撃を実施した。また、イラン産原油の販売を許可していたライセンスを取り消し、石油制裁を再開した。
Text size
Background
米中央軍(CENTCOM)は7日、ホルムズ海峡で商船タンカー3隻が攻撃されたことを受け、イラン国内の80カ所以上の標的に対し新たな攻撃を実施したと発表した。この攻撃には、イランの商業船舶への攻撃能力を低下させる目的で、イスラム革命防衛隊の小型ボート60隻以上が含まれているという。
イラン軍統合司令部は米国の攻撃を「露骨な侵略行為」と非難し、「壊滅的な報復」を行うと警告した。イラン国営メディアは、主要な石油ハブであるハールク島や南部の港湾都市で現地時間水曜未明に爆発があったと報じている。シーリークでは商港が被弾し、数人が負傷したと伝えられた。
攻撃と並行して、米国政府は先月合意された停戦協定の主要な譲歩であったイラン産原油の国際市場での販売を許可するライセンスを取り消した。この動きは脆弱な停戦合意に大きな打撃を与える可能性があり、発表を受けて原油価格は3%以上上昇した。
Adこれらの事態は、米国とイランが先月締結した停戦合意を脅かすものとなっている。攻撃の引き金となったのは、カタールの液化天然ガスタンカーを含む3隻の船舶がホルムズ海峡で攻撃された事件で、カタール政府はイランを非難している。イラン外務省はカタールの非難を否定し、自国の責務を履行していると主張した。