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UPS株が急反落、決算発表を前に複数の懸念材料が浮上

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Jul 20, 20261 min read
UPS株が急反落、決算発表を前に複数の懸念材料が浮上

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ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の株価が大幅下落。直近の株価上昇を受けた利益確定売りに加え、米国郵便公社との契約リスクやアマゾンとの競争激化が重荷となった。

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物流大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の株価は、7月28日に予定されている2026年第2四半期決算の発表を前に、利益確定の動きが強まり大幅に下落した。米東部時間午後半ばの取引で、株価は3.3%安の113.90ドルまで値を下げた。

決算前の利益確定売り

UPSの株価は決算発表を控えた過去2週間で約6.4%上昇しており、市場では短期的な過熱感が意識されていた。投資家が今後の決算内容を見極めたいとの思惑から、これまでの上昇分を確定させる動きが優勢となった。

この日の米国市場は、S&P 500が0.3%、ナスダック総合指数が0.7%上昇する一方で、ダウ工業株30種平均は0.2%下落するなどまちまちの展開だった。UPS株の下落率は主要指数を大きく上回っており、同社固有の要因が売りを誘った形だ。

事業を巡る2つの逆風

市場の慎重姿勢を強めているのが、同社が直面する2つの事業上の懸念材料だ。

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  • 米国郵便公社(USPS)との契約問題: USPSの監察総監室が、UPSとの航空貨物輸送契約について、貨物量の保証に関するリスクを理由に、契約の見直しまたは打ち切りの可能性を勧告した。これはUPSの航空輸送網を支える主要な収益源の一つであり、この不透明感が株価の重荷となっている。
  • アマゾンとの競争激化: アマゾン・シッピングがUPSよりも大幅に安い価格設定で攻勢をかけている。一部の荷主からは、UPSから切り替えることで送料を最大33%削減できたとの報告もあり、国内小包事業における競争圧力が強まっている。

市場の焦点は業績回復の行方

これらの要因が複合的に作用し、UPSの株価は一時113.26ドルの安値を付けた。これは52週高値の122.41ドルを大きく下回る水準だ。

アナリストの間でも見方は分かれており、強気な目標株価を維持する声がある一方、慎重な見方も根強い。市場は、経営陣が約束した下半期の利益率回復が実現可能か、今回の第2四半期決算で具体的な証左が示されるのを待っている状況だ。

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