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ウニクレディト、ECBから自己資本算定の新方式承認を取得 CET1比率52bp向上へ

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イタリアの大手銀行ウニクレディトは月曜日、欧州中央銀行(ECB)から、グループの連結自己資本比率の算出において「デニッシュ・コンプロマイズ」方式を適用する承認を得たと発表しました。この承認は2026年第3四半期の報告から適用され、同行の資本基盤を強化する重要な一歩となります。
承認の財務的インパクト
今回の承認により、ウニクレディトの財務健全性を示す主要な指標が大幅に改善される見込みです。同行の試算によると、2026年第2四半期末の財務状況を基準とした場合、普通株式等Tier1(CET1)比率が約52ベーシスポイント(bps)押し上げられる効果があります。
ウニクレディトは、9月末までにこの承認を得るという目標を掲げており、今回の発表はその公約を達成した形となります。資本基盤の強化は、同行が掲げる規律ある資本配分戦略をさらに後押しするものです。
デニッシュ・コンプロマイズとは
Ad「デニッシュ・コンプロマイズ」は、銀行の自己資本規制における保険子会社の取り扱いに関する特例的な算定方式です。通常、銀行が保有する保険会社の株式は規制資本から全額控除される場合がありますが、この方式では以下の点が異なります。
- 保有する保険会社の株式を自己資本から控除する代わりに、リスク・アセットとしてリスク加重を適用して算入することが認められます。
- これにより、特に保険事業を傘下に持つ金融グループにとって、自己資本比率の算出上有利に働く場合があります。
投資家にとって、CET1比率の向上は銀行の財務的安定性と経済的ショックへの耐性が高まったことを示すポジティブなシグナルと見なされます。