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ウニクレディトCEO、コメルツ銀行との買収交渉再開で合意に自信

Summary
伊ウニクレディトのCEOが、独コメルツ銀行の買収交渉が再開される見通しであるとし、合意に至る可能性が高いとの見方を示した。この取引が実現すれば、欧州で近年最大級の国境を越えた銀行再編となる。
イタリアの銀行大手ウニクレディトのアンドレア・オルチェルCEOは、ドイツのコメルツ銀行の買収案について、ドイツ政府などとの交渉が再開される中で合意に達する可能性が高いとの見解を示した。同氏はイタリア紙「コリエレ・デラ・セラ」の日曜版に掲載されたインタビューで、協議は共通の基盤を見いだす可能性が高いと述べた。
交渉再開の背景
ウニクレディトとコメルツ銀行は、正式な交渉を再開する準備を進めている。オルチェルCEOは、コメルツ銀行が8月6日に決算を発表した後、同行のベッティーナ・オロップCEOと会談する予定だ。
この買収案に対するドイツ政府の姿勢は変化しており、当初の反対から、どのような条件下であれば取引を進められるかという点に焦点が移っている。この取引は、ウニクレディトとドイツ第2位の上場銀行であるコメルツ銀行を統合するものであり、実現すれば近年の欧州における最大級の国境を越えた銀行統合の一つとなる。
ウニクレディト側の表明と戦略
オルチェルCEOは、ウニクレディトが以前の約束を遵守する用意があると改めて表明した。これには以下の内容が含まれる。
Ad- 取引に伴う社会的影響の軽減策
- 中小企業への支援
- ドイツ経済の変革への資金提供
同氏はまた、最終的な合意は多くの人が予想するよりも広範なものになる可能性があると付け加えた。
市場への影響と展望
オルチェルCEOは、この買収がコメルツ銀行を損なうとの主張を否定し、「事業を弱体化させるために220億ユーロを投資することはない」と強調した。同氏によると、コメルツ銀行とウニクレディトのドイツ部門であるヒポ・フェラインスバンクの統合は戦略的に相互補完的であり、統合後の巨大銀行はドイツ経済および企業部門をより強力に支援できるとしている。