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英エネルギー料金上限、10月から4%引き上げ 中東情勢でガス価格高騰

Summary
英国のエネルギー規制当局は、標準世帯のエネルギー料金上限を2026年10月1日から4%引き上げると発表した。中東の紛争を背景とした卸売ガス価格の上昇が主な要因。
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Background
英国のエネルギー規制当局は、標準変動料金プランを利用する家庭のエネルギー料金上限を、2026年10月1日から12月31日までの期間、4%引き上げると発表した。この措置は、中東での紛争が続く中、卸売天然ガス価格が高騰していることを受けたものだ。
価格改定の背景
今回の価格改定の主な要因は、中東地域の継続的な紛争による天然ガスの卸売価格の上昇である。これにより、エネルギー供給コストが増加し、家庭向け料金に転嫁される形となった。
ただし、現在のエネルギー価格は、英国政府が年間請求額に2,500ポンドの上限を設定する介入を行った2022年のエネルギー危機時の水準は依然として下回っている。今回の引き上げは、市場の変動を反映した定期的な調整の一環と位置づけられる。
新料金体系と家計への影響
この価格上限の改定は、固定料金プランを契約していない標準的な支払い方法(口座振替、標準クレジット、プリペイドメーターなど)の利用者に影響を与える。イングランド、スコットランド、ウェールズの平均的な新料金は以下の通りとなる。
Ad- 電気料金: 1キロワット時(kWh)あたり平均26.32ペンス、1日あたりの固定料金54.83ペンス
- ガス料金: 1キロワット時(kWh)あたり平均7.97ペンス、1日あたりの固定料金29.68ペンス
政府の対応と今後の見通し
英国政府は家計負担を軽減するため、2026年10月1日から2027年3月31日までの期間、電気料金請求書に対する付加価値税(VAT)を免除すると発表した。ただし、ガス料金には引き続き5%のVATが適用される。
エネルギー価格上限は規制当局によって3ヶ月ごとに見直される。次回の改定は2027年1月1日から3月31日までの期間を対象とし、2026年11月25日までに発表される予定だ。今後の卸売市場の動向が、冬以降の家計の光熱費を左右することになる。