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TronBid、TRONエナジーのP2P市場を拡充 USDT送金手数料の削減を支援

TRONネットワーク上のリソース取引を手がけるP2PプラットフォームTronBidは、市場機能を拡充し、ユーザーが「エナジー」をレンタルすることでUSDT(TRC-20)の取引手数料を削減できる新機能の提供を開始した。今回のアップグレードにより、買い手と売り手の双方が注文を作成できる双方向市場が正式に稼働し、個人から法人まで幅広いユーザーのコスト管理を支援する。
TRONエナジーと手数料の仕組み
TRONネットワークでは、エナジー(Energy)と帯域幅(Bandwidth)が取引実行の際に消費されるリソースとなっている。特にUSDT(TRC-20)の送金など、スマートコントラクトの操作にはエナジーが必要不可欠だ。
ウォレット内のエナジーが不足している場合、取引手数料としてネットワークのネイティブトークンであるTRXが自動的に消費(バーン)される。TronBidが提供するエナジーレンタル市場は、このTRX消費の代替手段として機能する。ユーザーはTRXを大量にステーキングすることなく、必要なエナジーを他者から一時的に借り受けることで、取引コストを抑制することが可能となる。
双方向市場と法人向けAPIの導入
TronBidの新しい市場モデルでは、買い手と売り手の両方が自主的に取引条件を設定できる。主な特徴は以下の通りだ。
Ad- 買い注文: 買い手は必要なエナジー量、レンタル期間、希望価格を指定して注文を作成できる。
- 売り注文: エナジーの提供者(売り手)は、自身の価格と期間で売り注文を提示できる。売り注文を出してもリソースはロックされず、柔軟な資産管理が可能。
- 即時レンタル: 「Quick Rent」機能により、急な需要にも対応できるパッケージ化されたプランを即座に利用できる。
さらに、取引所や決済代行業者など、TRC-20取引を頻繁に行う企業向けに「B2B Quick Rent API」も提供する。これにより、企業はエナジーのレンタルを自社の取引インフラに直接統合し、手数料管理の自動化と効率化を図ることができる。
TRONエコシステムとの連携強化
市場機能の拡充と並行して、TronBidはTRONのガバナンスエコシステムに参加する「スーパー代表パートナー(Super Representative Partner)」に就任したことを発表した。これは、同社がTRONのDPoS(Delegated Proof-of-Stake)メカニズムの一員となったことを意味し、プラットフォームとTRON基盤との連携を一層深めるものとなる。TronBidは今後も、TRONネットワークのリソースに特化したインフラ構築を継続する方針だ。