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Trezor、約1万4000人の顧客情報が流出 配送委託先でデータ侵害

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Aug 13, 20261 min read
Trezor、約1万4000人の顧客情報が流出 配送委託先でデータ侵害
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暗号資産ハードウェアウォレット大手のTrezorは、同社の配送委託先の一つでデータ侵害が発生し、約1万4000人の顧客の個人情報が流出したことを木曜日に発表した。同社は、自社のシステムおよびデバイスのセキュリティは侵害されていないと強調している。

判明した事実

プラハに拠点を置くTrezorによると、このデータ侵害は第三者の配送業者で発生した。流出した情報の内訳は以下の通り。

  • 11,742人の顧客:氏名、配送先住所、メールアドレス、電話番号の全てが流出
  • 1,947人の顧客:個人情報の一部が流出

影響を受けたのは、8月8日までの90日間に注文を受け取った米国、英国、スウェーデン、コロンビア、ブラジル、イタリア、ポルトガルの顧客。同社は、これより古いデータはすでに削除していたため、被害の拡大は抑えられたと説明している。

顧客への影響とリスク

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Trezorは、ウォレット自体の安全性は確保されているものの、情報が流出した顧客はフィッシング詐欺の標的になる可能性が高まると警告している。流出した個人情報が、標的型のサイバー攻撃や、より深刻な物理的攻撃に悪用される恐れがあるためだ。

同社は電子メールによる声明で、「この事態の深刻さと、それが顧客にもたらす潜在的なリスクを完全に理解しており、影響を受けた方々に深くお詫び申し上げます」と述べている。

背景と業界の動向

この種のインシデントは、暗号資産保有者にとって現実的な脅威となりつつある。セキュリティ企業CertiKの報告によると、2026年上半期に世界で発生した暗号資産保有者に対する物理的攻撃は約52件に上り、2025年の同時期と比較して33%増加した。

また、ハードウェアウォレット業界では、トロントを拠点とするCoinkite Inc.でも同様のインシデントが発生しており、サプライチェーンにおけるサードパーティのリスク管理が業界全体の課題であることを示唆している。

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