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テクニップ・エナジーズ、中東情勢の影響で通期見通しを下方修正

Summary
フランスのエンジニアリング大手テクニップ・エナジーズは、中東での事業課題を理由に2026年通期の利益率見通しを下方修正した。第2四半期決算が市場予想を大幅に下回った一方、受注は好調を維持している。
フランスのエンジニアリング・テクノロジー企業テクニップ・エナジーズは、中東における事業上の課題を理由に、2026年通期の業績見通しを下方修正した。同社が発表した第2四半期決算は、市場予想を大幅に下回る内容となった。
利益率見通しを下方修正
同社は2026年通期について、中核事業であるプロジェクト・デリバリー部門の調整後EBITDAマージン見通しを、従来の6.5%~7.5%から5%超へと引き下げた。売上高見通しは57億~63億ユーロで据え置いている。下方修正の理由として、中東の紛争に関連したプロジェクト遂行における運営上および契約上の課題、ならびに二次的なコスト増を挙げた。
この修正により、会社全体の中間点でのEBITDAは5億3800万ユーロとなる見込みで、これは市場コンセンサス予想の6億6200万ユーロを19%下回る水準となる。一方で、テクノロジー・製品・サービス(TPS)部門の利益率見通しは従来の14.5%から約15%へと引き上げられた。
第2四半期決算は予想を大きく下回る
第2四半期の調整後純利益は1050万ユーロとなり、市場コンセンサス予想の9700万ユーロを88%下回った。調整後EBITDAも6350万ユーロ(マージン3.4%)と、予想の1億5200万ユーロ(同7.9%)に届かなかった。
Ad特にプロジェクト・デリバリー部門の不振が響き、同部門のEBITDAは2380万ユーロ(マージン1.7%)と、予想の9600万ユーロ(同6.7%)を大幅に下回った。テクノロジー・製品・サービス部門は堅調で、EBITDAは6900万ユーロと予想通りの結果だった。
受注は好調、財務基盤は安定
業績見通しが下方修正された一方で、新規受注は力強い伸びを示した。第2四半期の受注高は67億ユーロに達し、市場予想の58億ユーロを上回った。これにより、受注残を売上高で割ったブック・トゥ・ビル・レシオは3.57倍となった。
受注残高は前四半期比24%増の250億ユーロに拡大。調整後ネットキャッシュも前期比6%増の34億2000万ユーロとなり、健全な財務状況を維持している。現在のプロジェクト遂行には課題があるものの、将来の事業パイプラインは堅調であることが示唆される。