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スタンダードチャータード、上半期利益が9%増 市場予想上回る 富裕層向け事業が牽引

Summary
英金融大手スタンダードチャータードが発表した上半期決算は、税引き前利益が前年同期比9%増の47.8億ドルとなり、市場予想を上回った。好調な富裕層向け事業が業績を牽引し、10億ドルの自社株買いも発表した。
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英金融大手スタンダードチャータードが29日に発表した2026年上半期決算は、税引き前利益が市場予想を上回り、株主還元の拡大も発表した。富裕層向け事業およびグローバル・バンキング部門の収益が好調だったことが、中東情勢に絡む信用費用の増加を相殺した。
上半期決算、市場予想を上回る
ロイター通信によると、2026年上半期の税引き前利益は47億8000万ドルとなり、前年同期の43億8000万ドルから9%増加した。この結果は、同行がまとめたアナリスト16人の平均予想である45億2000万ドルを上回るものとなった。
富裕層向け事業が好調、地政学リスクは重荷に
アジアやアフリカを主な収益源とする同行の業績は、富裕層向け事業の力強い成長に支えられた。一方で、中東紛争に起因する地政学的な不確実性や潜在的な波及効果に備え、4億4600万ドルの減損を計上した。これには、4月に予防的な経営判断として計上された1億9000万ドルの引当金が含まれる。
Ad株主還元を強化
好調な業績を受け、スタンダードチャータードは株主還元の強化を発表した。投資家にとっては明るい材料となる。
- 自社株買い: 新たに10億ドル規模の自社株買いプログラムを開始する。
- 中間配当: 1株あたりの中間配当を、前年の12セントから20.4セントに引き上げる。