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スペインはオリーブオイル大手デオレオのイタリア企業による買収に前向きであると報じられている。

Summary
スペイン政府は、有力な国内買い手が現れていないため、ピエトロ・コリチェッリ社を率いるイタリア人一族による世界最大のオリーブオイル生産会社デオレオ社の買収を容認する意向であると報じられている。
ブルームバーグの報道によると、スペイン政府は、オリーブオイル生産会社デオレオ(Deoleo SA)を、ピエトロ・コリチェッリ(Pietro Coricelli SpA)を所有するイタリアのコリチェッリ家が買収することに前向きな姿勢を示している。この動きは、長年収益性に苦しんできた世界最大のオリーブオイルメーカーであるデオレオの売却に向けた新たな道筋を示唆している。
入札が白熱
デオレオのプライベートエクイティファンドは先月、同社の売却を検討していると発表した。ブルームバーグが入手した情報筋(公に発言する権限はない)によると、スペイン当局は現在、スポレートに拠点を置くコリチェッリ家を、買収を成立させるのに最も有利な買い手と見なしているという。
スペインの報道機関によると、コリチェッリ家はデオレオに対し、以前の提示額から増額した5億ユーロの入札額を提示した。少なくとも2社のスペイン企業が買収に関心を示していると報じられているが、必要な資金力を持つ明確な国内入札者は現れていないと、関係者は述べている。
Ad政府の姿勢転換
外国企業による買収に前向きな姿勢を示したことは、政府のこれまでの公式見解からの転換を示すものだ。スペインのルイス・プラナス農相は以前、EFE通信に対し、戦略的に重要なこの企業にとって、スペイン企業による買収が望ましいと述べていた。
有力な国内買収候補が見つからなかったことが、政府の姿勢を軟化させたようだ。買収が成功すれば、オリーブオイル市場における世界的な大手企業であるデオレオ社は、現在のプライベートエクイティによる所有下で長らく経営難に陥っていたが、より安定した所有構造へと移行できる可能性がある。