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スペースX、スターシップ試験飛行を直前に中止 株価は上場来安値を更新

Summary
イーロン・マスク氏率いるスペースXは、大型ロケット「スターシップ」の13回目の試験飛行を打ち上げ直前に中止した。エンジン不具合が原因とみられ、時間外取引で同社株は上場来安値を更新した。
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは木曜日、テキサス州の施設から予定していた大型ロケット「スターシップ」の13回目の試験飛行を、打ち上げの数分前に中止した。この決定を受け、同社の株価は時間外取引で下落し、上場来安値を更新した。
打ち上げ中止の経緯
打ち上げのライブストリーム映像によると、スターシップのエンジンが点火を開始した直後に、自動的な打ち上げ中止シーケンスが作動した。当初、中止の理由は不明だった。
その後、マスクCEOは一部のエンジンが始動しなかったことが原因で、自動的に打ち上げが中止されたと説明した。次の打ち上げ挑戦については「数日後になることを期待している」と述べた。
市場への影響と背景
この打ち上げ中止は、投資家にとって失望を誘うものとなった。スペースXの株価(NASDAQ: SPCX)は、このニュースを受けて時間外取引で4%近く下落し、6月の新規株式公開(IPO)以来の安値を更新した。同社株は今週初めにすでに公開価格を下回っていた。
Ad今回の試験飛行は、同社が大型IPOを実施して以来、初となる主要な打ち上げ計画であり、その成否が注目されていた。スターシップはスペースXにとって最大かつ最も強力なロケットであり、地球周回軌道や月、火星へのミッション計画の中心となる機体であるため、今回の失敗は同社の将来計画にとって潜在的な逆風となる可能性がある。
繰り返されるエンジン問題
スターシップはこれまでにもエンジン関連の問題が繰り返し指摘されてきた。5月に行われた12回目の試験飛行でもエンジンにいくつかの問題が見られ、米連邦航空局(FAA)が調査に乗り出す事態となっていた。
今回の打ち上げ中止は、同社の技術的な課題を改めて浮き彫りにした形だ。投資家は、スペースXがこれらの問題を克服し、野心的な宇宙開発計画を着実に実行できるか、引き続き注視することになるだろう。