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S&Pグローバル、第2四半期は23%増益 2社の買収も発表

Summary
金融情報サービス大手のS&Pグローバルが第2四半期決算を発表し、調整後利益が大幅に増加した。併せて、データセンター情報会社とアフリカの格付機関の2社を買収し、事業ポートフォリオを強化する方針を明らかにした。
金融情報サービス大手のS&Pグローバルが火曜日に発表した第2四半期決算は、地政学的な不確実性を背景に同社の格付けや市場インテリジェンス製品への需要が高まり、利益が大幅に増加した。同社はまた、デジタルインフラ分析およびアフリカ市場での事業拡大を目的とした2件の買収も発表した。
好調な第2四半期決算
S&Pグローバルが発表した第2四半期の業績は、主要事業部門の好調を反映している。
- 売上高: 前年同期比10%増の41億5000万ドル
- 調整後1株当たり利益 (EPS): 同23%増の4.83ドル
同社によると、格付け(Ratings)、インデックス(Indices)、市場インテリジェンス(Market Intelligence)の各事業が収益増に貢献した。市場の不透明感が増す中で、投資家や企業が同社のデータや分析ツールを求めたことが背景にある。
M&Aと事業再編による中核事業への集中
AdS&Pグローバルは決算と同時に、2件のM&A(合併・買収)を発表した。データセンター市場の情報を提供するdatacenterHawk社を買収し、さらにアフリカ全域で事業展開する格付機関Agusto & Co.社の過半数株式を取得する。これにより、デジタルインフラ分野の分析能力と、成長が見込まれるアフリカの信用市場におけるプレゼンスを強化する。
また、同社は7月1日に自動車関連データ・分析事業である「Mobility」部門のスピンオフ(事業分離)を完了した。これにより独立した上場企業「Mobility Global」が誕生し、S&Pグローバルは格付け、インデックス、市場インテリジェンス、エネルギーといった中核事業への集中を一層鮮明にした。
2026年の通期見通しを修正
Mobility事業のスピンオフを受け、S&Pグローバルは2026年の通期業績見通しを修正した。新たな見通しでは、調整後希薄化後EPSを17.50ドル~17.75ドル、売上高成長率を5.9%~7.9%と予測している。これは、事業ポートフォリオの再編後の同社の収益力を示すものとして、投資家から注目されている。