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米国株、SKハイニックスの好調な上場受け続伸 決算シーズンに期待高まる

Summary
金曜日の米国株式市場は、韓国SKハイニックスのナスダック市場への大型上場が好感され主要3指数がそろって上昇。投資家の関心は来週から本格化する第2四半期決算シーズンに移っている。
金曜日の米国株式市場ではS&P 500種株価指数が続伸し、過去最高値に迫る水準で取引を終えた。韓国の半導体大手SKハイニックスがナスダック市場へ好調なデビューを飾ったことが半導体セクターへの楽観的な見方を後押しし、来週から本格化する第2四半期決算シーズンへの期待も相場を支えた。
SKハイニックスの大型上場が追い風
この日の市場では、韓国のSKハイニックスが米国預託証券(ADR)形式でナスダック市場に上場し、人工知能(AI)関連株への関心が再び高まった。同社は木曜日にADRを1株149ドルで売り出し、260億ドル以上を調達した。
金曜日の終値は公開価格を13%上回る170ドルとなり、大型上場を成功させた。この動きは半導体メモリーメーカーに対する投資家心理を改善し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も0.06%高と小幅ながら3日続伸した。
市場の焦点は決算シーズンへ
投資家の関心は、来週から大手銀行を皮切りに始まる第2四半期決算シーズンへと移っている。LSEG I/B/E/Sのデータによると、アナリストはS&P 500構成企業の利益が前年同期比で24%増加すると予想しており、特にテクノロジー企業が成長を牽引すると見られている。
USバンク・ウェルス・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、テリー・サンドベン氏は「今四半期は期待のハードルが高く、失敗の許容範囲は狭い」と指摘。「銀行決算は、経済の根本的な強さや消費者・企業の動向を知る上で良い指標となるだろう」と述べた。
Ad金曜日の市場動向
10日の取引で、主要株価指数はそろって上昇した。
- S&P 500種株価指数: 7,575.39ポイント(+0.42%)
- ナスダック総合指数: 26,281.61ポイント(+0.29%)
- ダウ工業株30種平均: 52,637.01ポイント(+0.29%)
週間ではS&P 500が1.2%、ナスダックが1.7%それぞれ上昇した一方、ダウ平均は0.5%下落した。セクター別では、情報技術が1.65%高、一般消費財が1.46%高と相場を牽引した。
個別銘柄では、メタ・プラットフォームズが6%近く上昇し4月以来の高値を付けた。一方、モデルナは11%近く急落し、1年以上ぶりの大幅な下げとなった。米国の取引所全体の出来高は145億株と、直近20日間の平均である224億株を大きく下回った。