Story

米農務省報告控え大豆先物が下落、天候改善が圧迫

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Aug 11, 20261 min read
米農務省報告控え大豆先物が下落、天候改善が圧迫

Summary

シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物は、米農務省(USDA)の需給報告発表を翌日に控え、ポジション調整の売りが優勢となり下落した。米国中西部の天候改善が作柄回復期待を高め、相場を圧迫した。

Text size
Background

シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物は火曜日、翌日に発表される米農務省(USDA)の需給報告を前に、トレーダーがポジションを調整する動きから下落した。指標となる新穀11月限は10.25セント安の1ブッシェルあたり11ドル68.75セントで取引を終えた。

USDA需給報告を前に警戒感

市場の最大の注目材料は、水曜日に発表されるUSDAの世界農産物需給予測(WASDE)報告だ。この重要指標の発表を前に、市場参加者はリスクを回避し、持ち高を調整する動きを強めている。

ロイターがまとめたアナリスト調査によると、市場ではUSDAが2025-26年度および2026-27年度の米国産大豆の期末在庫予測を下方修正するとの見方が優勢だ。期末在庫の引き下げは需給の引き締まりを示唆するため、相場にとっては強気材料となり得る。

天候改善と輸出需要が交錯

一方、相場の上値を重くしているのが米国産地の天候改善だ。主要生産地である米国中西部では、7月の猛暑と乾燥した天候から一転し、最近の降雨と気温の低下によって作柄が回復に向かっているとの見方が広がっている。これが供給懸念を後退させ、売り圧力につながった。

Sample IUX Markets – In-articleAd

しかし、輸出需要は底堅さを見せている。USDAはこの日、日報システムに基づき、以下の民間輸出成約を報告した。

  • 中国向け米国産大豆:13万6,000トン
  • フィリピン向け米国産大豆かす:18万トン

これらの成約はいずれも2026-27年度に出荷される予定で、堅調な需要を裏付けている。

関連商品の動向

大豆相場の下落に伴い、関連商品も軟調に推移した。CBOTの9月限大豆かすは0.50ドル安の1ショートトンあたり305ドル、9月限大豆油は0.96セント安の1ポンドあたり68.57セントでそれぞれ取引を終えた。

Back to latest news

LATEST