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韓国、ウォンの24時間取引を開始 先進国市場への格上げ目指す

韓国は月曜日、米ドルに対する韓国ウォンのほぼ24時間取引を開始した。これは海外投資家の市場アクセスを向上させ、同国の株式市場がMSCIの先進国市場指数へ採用されるための重要な布石となる、数十年で最大級の外国為替市場改革である。
通貨アクセスの向上と「先進国市場」入りへの布石
今回の取引時間拡大により、韓国の国内(オンショア)米ドル・ウォン市場は、アジアの取引時間外でも海外投資家が取引可能となり、世界の主要な為替市場の慣行に近づくことになる。
この改革は、韓国が長年目指してきたMSCI先進国市場指数への格上げに向けた広範な取り組みの中核をなす。MSCIはこれまで、格上げの障壁として同国の外国為替市場における規制を指摘しており、取引時間の延長は海外投資家のアクセス改善策として推奨されていた。
市場の反応と今後の展望
改革初日の月曜日、ウォンは対ドルで下落し、米ドル/韓国ウォン(USD/KRW)相場は0.3%上昇した。先週末には、SKハイニックスの米国預託証券(ADR)発行に関連した資金流入への当局の準備が報じられたことで、ウォンは2009年以来の安値水準から反発していた。
Adこれまで韓国の国内ドル・ウォン取引は、主に現地の取引時間内に限定されていたため、多くの海外投資家は為替エクスポージャーの管理をオフショアのノンデリバラブル・フォワード(NDF)に依存せざるを得なかった。夜間取引は、指定された国内金融機関と、国内為替市場への参加登録をしている国際銀行によって支えられる。当局は、海外機関投資家の参加が増えるにつれて、流動性は徐々に高まると見込んでいる。
資本市場改革の一環
今回の措置は、ソウルが資本市場の近代化を進めるための最新の取り組みとなる。韓国総合株価指数(KOSPI)は今年に入り30%以上上昇し、AI関連の半導体大手銘柄の急騰やコーポレートガバナンス改革への期待感から、アジアの主要株式市場で最も好調な市場の一つとなっている。
韓国政府は、為替市場へのアクセスが容易になることで、世界の投資家に対する韓国市場の魅力がさらに高まり、先進国市場への格上げに向けた主張が後押しされることを期待している。