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銀価格が急騰、米イラン情勢の緊迫化とFRB利上げ観測の後退で

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Aug 19, 20261 min read
銀価格が急騰、米イラン情勢の緊迫化とFRB利上げ観測の後退で

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地政学リスクの急激な高まりと米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測の後退を背景に、19日の取引で銀スポット価格は3%以上急騰した。

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米イラン間の外交合意が期限切れとなったことを受け、地政学リスクが急激に高まったことから、19日の取引で銀スポット価格は3.1%上昇し、0.01566392ドルで取引された。市場の不確実性が増大し、投資家が安全資産として貴金属に資金を移す動きが強まった。

地政学リスクの高まりが主因

米国とイランが締結していた60日間の外交協定が18日(月)に代替合意なく失効したことが、今回の価格上昇の直接的な引き金となった。Investing.comによると、交渉が行き詰まったことで市場の緊張感が高まり、原油価格と米国債利回りがともに上昇。この不確実性が、価値の保存手段としての銀への需要を喚起した。

FRBの利上げ観測後退も追い風

米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に対する市場の期待変化も、銀価格を支える二次的な要因となっている。市場が織り込む9月の利上げ確率は、直近の経済指標発表前の約50%から約3分の1に低下した。投資家は、今後の金融政策の手がかりを求め、近く公表される連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨や、ジャクソンホール会議でのケビン・ウォルシュFRB議長の講演に注目している。

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複合的な要因が価格を押し上げ

リスク回避の動きは株式市場にも波及し、S&P500種株価指数が0.6%、ナスダック総合指数が1.3%下落するなど、主要株価指数は軒並み下落した。こうしたリスク資産からの資金流出が貴金属市場への流入を後押しした。複数の要因が銀価格の上昇を支えている。

  • 供給の制約: 供給が限られる中、工業需要と投資需要がともに堅調に推移している。
  • アジア市場のプレミアム: アジア市場での銀プレミアムの上昇が、世界中から現物を引き寄せている。
  • 個人投資家の参加: 個人投資家の積極的な買いも価格上昇の一因とみられている。

インフレリスクは依然として銀価格の潜在的な上値抵抗要因となる一方、景気減速への懸念は、マクロ経済の不確実性が極めて高い環境下で、安全資産としての銀への投資需要をさらに高める可能性がある。

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