Story

シーメンス・エナジー株が大幅安、競合GEベルノバの業績見通しを嫌気

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 22, 20261 min read
シーメンス・エナジー株が大幅安、競合GEベルノバの業績見通しを嫌気
Text size
Background

独エネルギー大手シーメンス・エナジーの株価が22日、8%の大幅な下落を記録した。これは、競合する米GEベルノバの株価が、市場の期待を下回る通期業績見通しを発表したことを受けて7%下落したことに連れ安した形だ。

GEベルノバの決算と見通し

GEベルノバが発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比22%増の111億ドル、1株当たり利益(EPS)が2.47ドル(前年同期は1.86ドル)となり、それぞれブルームバーグがまとめた市場予想(売上高108.2億ドル)を上回る好調な内容だった。

しかし、市場が問題視したのは通期の見通しだ。同社は通期売上高見通しを従来の445億〜455億ドルのレンジから455億〜465億ドルのレンジへと引き上げたものの、この新たな見通しが市場の期待値には届かなかった。調整後フリーキャッシュフローの見通しは大幅に引き上げられたが、売上高への懸念が株価の重しとなった。

Sample IUX Markets – In-articleAd

部門別業績と市場の反応

決算内容を部門別に見ると、強弱入り混じる結果となった。主要な電力(Power)部門の売上高は前年同期比14%増の54.8億ドルだったが、アナリスト予想の55.6億ドルにはわずかに届かなかった。一方、電化(Electrification)部門は同68%増と急伸し、風力(Wind)部門も減収ながら予想を上回った。

市場は、好調な第2四半期の実績や、1760億ドルに上る受注残高といったポジティブな材料よりも、中核事業であるガスタービンなどを含む電力部門の動向と、通期の売上高見通しが期待に届かなかったことをネガティブに捉えた。この失望感が、エネルギーインフラセクター全体への懸念につながり、競合であるシーメンス・エナジーの株価にも直接的な売り圧力となった。

Back to latest news

LATEST