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シーゲイト、AI向けストレージ需要を追い風に予想上回る業績見通し

Summary
ストレージ大手の米シーゲイト・テクノロジーが、AIインフラの拡大に伴う大容量HDDの需要増を背景に、市場予想を大幅に上回る第1四半期の売上高・利益見通しを発表した。これを受け、同社株は時間外取引で8%以上上昇した。
ハードディスクドライブ(HDD)大手の米シーゲイト・テクノロジーは28日、AI(人工知能)インフラの急拡大を背景とした旺盛なストレージ需要を追い風に、市場予想を上回る第1四半期の業績見通しを発表した。これを受け、同社株は時間外取引で8%以上上昇した。
AI需要が追い風、強気な業績見通し
同社が示した第1四半期の売上高見通しは、41億ドル(プラスマイナス1億ドル)。これはLSEGがまとめたアナリストの平均予想である37億5000万ドルを大幅に上回る水準だ。
調整後1株当たり利益(EPS)の見通しは7.30ドル(プラスマイナス20セント)で、こちらも市場予想の5.80ドルを上回った。生成AIアプリケーションを支える大規模なストレージインフラを大手クラウド企業が構築する中、同社の大容量HDDへの需要が急増している。
第4四半期も好決算、株価は急伸
同日発表した第4四半期決算も好調だった。主な実績は以下の通り。
Ad- 売上高: 前年同期比48.5%増の36億3000万ドル(市場予想は34億9000万ドル)
- 調整後EPS: 5.71ドル(市場予想は5.09ドル)
好決算と強気な見通しを受け、今年に入ってから既に2倍以上に上昇していた同社株は、時間外取引でさらに8%超の値上がりを見せた。
背景に技術革新と市場環境
シーゲイトの強さの背景には、熱アシスト磁気記録(HAMR)技術がある。この技術は、微小なレーザーを用いてディスク上により多くのデータを記録することを可能にし、製造ラインを新設することなくHDDの大容量化を実現している。
デイブ・モズレーCEOは、「AIがデータ生成とその価値を加速させる中、大容量ストレージに対する長期的で持続的な需要が見込まれる」と述べた。旺盛な需要は同社の価格決定力にも繋がっており、好調な業績を支える要因となっている。