Story
サウジ株式市場が続落、主要株価指数は3カ月ぶり安値

Text size
Background
21日のサウジアラビア株式市場は続落し、主要株価指数のタダウル全株指数(TASI)は3カ月ぶりの安値で取引を終えた。金融サービスや建設セクターが相場全体の重荷となった。
市場概況
Investing.comのデータによると、タダウル全株指数は火曜日の取引で0.40%下落した。サウジアラビア証券取引所では、値下がり銘柄数が206に達し、値上がり銘柄数の113を大幅に上回っており、市場心理の悪化を示唆している。変わらずは18銘柄だった。
セクター別では、特に金融サービス、建設、農業・食品が指数の下落を主導した。この日の下落により、同指数は重要な心理的節目を下回り、投資家の間で警戒感が広がっている可能性がある。
主要な値動き
市場全体が軟調な中で、一部の銘柄は力強い上昇を見せた。
- 主な上昇銘柄:
- Aldrees Petroleum & Transport Svcs (4200): 6.34%高の114.10リヤル
- Alistithmar AREIC Diversified REIT Unit (4350): 6.23%高の7.50リヤル
- Gulf Insurance Group (8250): 5.92%高の34.00リヤル(52週来高値を更新)
Ad一方で、大幅に下落した銘柄も目立った。
- 主な下落銘柄:
- Abdullah Saad Mohammed Abo Moati Stationeries Co (4191): 6.69%安の41.02リヤル
- Saudi Enaya Cooperative Insurance (8311): 5.58%安の8.96リヤル
- Takween Advanced Industries (1201): 4.88%安の4.29リヤル(上場来安値を更新)
原油価格は上昇
サウジアラビアの株式市場が下落する一方で、同国の主要輸出品である原油の価格は上昇した。9月渡しのWTI原油先物は1.99%上昇し1バレル=84.12ドル、同じく9月渡しのブレント原油先物も1.87%高の1バレル=90.89ドルで取引された。
為替市場では、米ドル/サウジ・リヤルは3.75でほぼ横ばいとなり、安定した動きを見せた。