Story
レプリジェン株が急伸、好決算と通期見通しの上方修正を好感

Summary
バイオプロセシング大手のレプリジェンが市場予想を上回る第2四半期決算を発表し、通期の業績見通しを引き上げたことを受けて株価が大幅に上昇した。アナリストによる投資判断の格上げも追い風となった。
バイオプロセシング技術を手がけるレプリジェン(RGEN)が、市場予想を上回る第2四半期決算と通期の業績見通しの上方修正を発表したことを受け、7月28日の時間前取引で株価が3.4%上昇した。アナリストによる投資判断の格上げも好感された。
市場予想を上回る第2四半期決算
同社が発表した第2四半期決算は、複数の主要指標で市場予想を上回る力強い内容となった。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 0.54ドル。市場コンセンサスの0.45ドルを0.09ドル上回った。
- 売上高: 2億410万ドル。前年同期比で約12%増加し、アナリスト予想を上回った。
- 調整後EBITDA: 4,377万ドル。アナリスト予想の3,830万ドルを14%以上上回った。
決算発表と同時に、レプリジェンは2026年通期のEPS見通しを2.03ドル~2.09ドルのレンジに引き上げた。これは従来の市場コンセンサスであった2.00ドルを上回る水準となる。
Ad同社のオリヴィエ・ロワイヨCEOは、「第2四半期に13%のオーガニック成長を達成できたことを大変喜ばしく思う。第1四半期からの受注の勢いは第2四半期も継続した」と述べ、好調な上半期の実績が通期見通しの引き上げに繋がったとの自信を示した。
アナリストの格上げと市場の背景
好決算に加え、ベンチマークのアナリスト、ロバート・ワッサーマン氏がレプリジェンの投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げし、目標株価を185ドルに設定したことも株価を押し上げる要因となった。同日の株式市場全体はS&P 500が0.1%高とほぼ横ばいであったことから、レプリジェンの株価上昇は市場全体の追い風ではなく、同社固有の好材料によるものであることが示されている。
バイオプロセシング業界全体では、センチメントの改善が見られる。ダナハーなどの業界大手からは、製薬・バイオテクノロジー企業が在庫調整と研究活動抑制の期間を経て支出を再び拡大しており、バイオプロセシング分野の需要が回復しつつあるとの見方が示されている。また、レプリジェンは最近、細胞プロセシング開発企業バイオライフ・ソリューションズを15億ドルで買収することで合意しており、新モダリティ市場への展開を強化している。