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ラッフルズインテリア、上訴裁判所の判決受け経営陣が総辞職 株式は取引停止継続

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香港証券取引所に上場するラッフルズインテリア(Raffles Interior Ltd.、銘柄コード:01376)は、同社と大株主との間の訴訟に関する上訴裁判所の判決を受け、取締役会会長を含む複数の役員が一斉に辞任したと発表した。同社の株式は引き続き取引停止となっている。
上訴裁判所の判決
同社が明らかにしたところによると、上訴裁判所は2026年9月17日付の判決で、以下の判断を下した。これは、会社経営陣と大株主である瀚辰(Hanchen)との間の経営権を巡る対立が背景にある。
- 新株発行の差止命令を復活:大株主の持ち分が回復困難なほど希薄化する可能性があるとして、2億株の新株発行を禁じる差止命令を復活させた。裁判所は、同社の支払能力に脅威はなく、他の資金調達手段が利用可能であると指摘した。
- 株主総会延期の制限:取締役会が定款に基づき株主総会を延期する権限を行使する際、臨時株主総会は規定の2ヶ月、定時株主総会は6ヶ月の期限を超えてはならないと判断した。
- 議案の採決を命令:大株主が提案した決議案の採決を会社側が阻止することを禁じる命令を維持した。
経営陣の総辞職
この判決を受け、同社の経営陣は一斉に辞任を表明した。辞任は発表日をもって発効する。主な辞任者は以下の通り。
Ad- 陳明輝氏:執行役員、取締役会会長、授権代表
- 陸佩珊氏:執行役員、指名委員会委員
- 黄向明氏:独立非執行役員、監査委員会委員長など
- 陳志強氏:独立非執行役員、指名委員会委員長など
- 張加楽氏:独立非執行役員、報酬委員会委員長など
- 余致力氏:会社秘書役、授権代表
同社は、これらの辞任が上訴裁判所の判決に応じたものであると説明している。
市場への影響と今後の見通し
経営の中枢を担う役員が一斉に辞任したことで、同社は深刻なリーダーシップの空白状態に陥った。今回の判決とそれに続く総辞職は、経営陣と大株主との対立において、経営陣側が大きく後退したことを示唆している。
同社株式の取引停止が継続される中、投資家は新たな経営体制の構築や株主間対立の行方を注視することになる。企業統治(ガバナンス)の立て直しと事業の正常化に向けた道筋が示されるまで、不透明な状況が続くとみられる。