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英ポンド、米雇用統計の弱さにもドル底堅く、横ばい圏で推移

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Jul 12, 20261 min read
英ポンド、米雇用統計の弱さにもドル底堅く、横ばい圏で推移
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週明けの外国為替市場で英ポンドは対米ドルでほぼ横ばいで取引されている。先週発表された米国の6月非農業部門雇用者数が軟調な結果だったにもかかわらず、ドルが底堅く推移していることが背景にある。

ドル、FRB議事要旨を前に底堅さ

現在のドル相場は、単一の材料よりも米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策見通しに静かに支えられている。先週の弱い雇用統計もドルに持続的なダメージを与えるには至らなかった。

短期金利市場では、年内約31ベーシスポイント(bp)の利上げが織り込まれている。これは先月末のピーク時(43bp)からは低下したものの、依然として引き締め方向へのバイアスが根強いことを示している。市場の最大の注目は、今週水曜日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨であり、市場関係者はタカ派的な内容を予想している。

オランダの金融大手INGのグローバル・マーケット責任者であるクリス・ターナー氏は、「ドルをショートにするには強力な根拠が必要だが、現時点ではそれが見当たらない」と指摘。同氏は、FRBが物価安定の回復に注力しており、一部のメンバーは次の行動が利上げであると見なす可能性があるとの見方を示した。

ポンドは国内要因よりドル動向を注視

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ポンドは対ドルで2週間ぶりの高値圏にあり、積み上がっていたショートポジションの解消に支えられている。月曜日の軟調な動きは、英国内のファンダメンタルズが直接の原因ではない。

一方で、英国の政治リスクは依然として潜在的な懸念材料となっている。INGは、次期首相と目されるアンディ・バーナム氏の下で、エド・ミリバンド・エネルギー相が財務相に就任する可能性が高いと見ている。ミリバンド氏が厳しい財政制約の中で増税を選択する可能性や、イングランド銀行(英中銀)が年内に利上げしないとの見通しから、INGは政治体制の移行が具体化すればポンドは最近の上昇分を失う脆弱性を抱えていると分析している。

市場の焦点と見通し

今週の市場の焦点は、FRBの金融政策スタンスを読み解く上で重要なFOMC議事要旨となる。また、本日発表される6月の米ISMサービス業景況指数も、インフレ動向を探る上で注目される。

ユーロも対ドルで上値の重い展開となっている。INGは、FRBの利上げがより明確になるまで、ユーロドルは1.13~1.14のレンジで推移すると予想。水曜日のFOMC議事要旨が予想外にハト派的な内容とならない限り、ドルの下値は限定的とみられる。

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