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ペプシコ、第2四半期売上高が予想超えも北米の消費者支出に懸念

Summary
飲料大手のペプシコが発表した第2四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。しかし、インフレによる消費者予算の引き締めが北米事業の重しとなっていることを示唆し、通期見通しは据え置いた。
飲料・食品大手のペプシコが9日に発表した第2四半期決算は、ゼロシュガー飲料の堅調な需要に支えられ、売上高がウォール街の予想を上回った。一方で同社は、インフレ圧力の高まりによる消費者予算の引き締めが北米事業の成長を抑制していると警告し、通期業績見通しを据え置いた。
第2四半期決算の詳細
同社の第2四半期の売上高は、前年同期比6.4%増の241億8000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想の239億5000万ドルを上回った。中核株当たり利益(コアEPS)は2.20ドルで、前年同期の2.12ドルから増加した。
この好調な売上は、主要市場におけるゼロシュガーソーダなどの飲料製品に対する根強い需要が主な要因となった。しかし、その一方で課題も浮き彫りになっている。
北米市場の圧迫と今後の見通し
ペプシコは、北米市場での逆風を指摘した。ラモン・ラグアルタ最高経営責任者(CEO)は準備した声明の中で、「インフレ圧力の高まりで消費者の予算が引き締められ、米国の食品・飲料カテゴリーの業績が当四半期に減速したことで、結果は和らいだ」と述べた。
Ad具体的には、同社の北米食品事業におけるオーガニック売上高は、当四半期に約2%減少した。これを受け、同社は「レイズ」や「ドリトス」などのブランドで値下げを実施し、インフレを懸念する価格に敏感な消費者を呼び戻す戦略をとっている。
ペプシコは2026年度通期の見通しを据え置いた。
- オーガニック売上高成長率:2%~4%の範囲
- コア恒常為替レートベースの1株当たり利益成長率:4%~6%の範囲
市場の反応
決算発表を受け、ペプシコの株価は時間外取引で約1%上昇した。売上高が市場予想を上回ったことは好感されたものの、投資家はインフレが消費者の購買行動に与える影響と、それが同社の北米事業の収益性にどう影響するかを注視している。