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ペンスキーと三井物産、ペンスキー・オートモーティブの非公開化に向け1株210ドルで買収提案

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ペンスキー・コーポレーションと三井物産は、両社がまだ保有していない米自動車ディーラー大手ペンスキー・オートモーティブ・グループ(PAG)の公開株式を、1株当たり現金210ドルで取得する提案を行った。7月22日に米国証券取引委員会(SEC)へ提出された修正版スケジュール13Dで明らかになったもので、この買収により同社の非公開化を目指す。
提案の詳細と市場の反応
この提案は、支配株主であるペンスキーと三井物産が、一般に取引されている浮動株のみを対象とするもの。買収総額は約38億ドルと見積もられている。
- 提示価格: 1株当たり210ドル
- プレミアム: 提案前の火曜日終値に対し約7.6%の上乗せとなる。
- 株価水準: この価格は、PAGの過去52週高値である207.22ドルを上回っており、最近の取引レンジの上限を超える水準となっている。
この取引は、支配株主による買収という構造のため、少数株主にとっては対抗提案を求める余地が限られ、提案を受け入れるか否かの選択を迫られることになる。
Ad背景と今後の見通し
PAGは米国および欧州で最大級の高級車ディーラーグループ。同社の株価は、好調なサービス・部品事業の収益を背景に、7月20日までに年初来で約25.7%上昇していた。市場では、この堅調な業績が、株価がさらに上昇する前に支配株主が買収に動いた一因ではないかとの見方がある。
今回の提案に法的な拘束力はなく、正式な取引にはPAG取締役会による審査が必要となる。このような利害関係者が絡む非公開化案件では、少数株主の利益を代表するため、独立取締役による特別委員会を設置するのが一般的だが、22日時点でその設置は公表されていない。PAGは7月29日の市場開場前に2026年第2四半期決算を発表する予定で、経営陣がこの提案について初めて言及する機会として注目される。