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ペガシステムズ株が急落、AI市場の変化を背景に決算・見通しが予想下回る

Summary
企業向けソフトウェア大手のペガシステムズが発表した第2四半期決算は、売上高と利益が共に市場予想を下回った。同社はAI市場の変化による顧客の意思決定の遅れを指摘し、成長鈍化への懸念から株価は時間外取引で大幅に下落した。
企業向けソフトウェアを手掛けるペガシステムズ(PEGA)の株価が22日の時間外取引で急落した。同日発表した2026年第2四半期決算が市場予想を下回り、AI(人工知能)市場の変化を背景とした顧客の購買決定の遅延が今後の成長を圧迫するとの見通しを示したことが嫌気された。
予想を下回った第2四半期決算
決算発表を受け、同社の株価は時間外取引で16.7%下落し、25.78ドルを付けた。52週安値の28.66ドルを大きく下回る水準となっている。
発表された第2四半期の業績は以下の通り。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 0.35ドル(市場予想:0.43ドル)
- 売上高: 4億2070万ドル(市場予想:4億2740万ドル)
売上高は前年同期比で9%増加したものの、市場の期待には届かなかった。総売上高とサブスクリプション収益が共に予想を4%以上下回るのは、これで2四半期連続となり、同社が進めるクラウド移行戦略の勢いに対する投資家の懸念を深めている。
AI市場の変化が成長の足かせに
Ad同社は業績不振の理由として、「AI市場における前例のない変化」を挙げた。これにより、企業クライアントがソフトウェアの購入決定を先送りしていると説明。この動向は、将来の収益性を示す重要指標である年間契約額(ACV)の伸びに直接影響を与えている。
第2四半期のACV成長率は前年同期比7%にとどまり、前四半期の12%から著しく鈍化した。経営陣は、この逆風が2026年後半を通じてACVの成長を圧迫し続ける可能性があると警告しており、先行き不透明感が強まっている。
アナリストの格下げとインサイダー売り
この決算を受け、Citizensのアナリストはペガシステムズの投資判断を「マーケット・アウトパフォーム」から「マーケット・パフォーム」へと引き下げた。格下げの理由として、期待外れな第2四半期の結果とAI関連の契約遅延を挙げている。
投資家心理をさらに悪化させているのが、インサイダーによる株式売却の動きだ。過去6ヶ月間で、アラン・トレフラーCEOを含む経営陣による市場での株式売却が21件記録された一方、購入は一件もなかった。決算ミス、成長鈍化、アナリストによる格下げ、そしてインサイダー売りという複合的な悪材料が、今回の株価急落につながったとみられる。