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原油価格、約2週間ぶり高値圏に 中東の供給懸念が再燃

Summary
ホルムズ海峡の閉鎖が続く中、イエメンのフーシ派による船舶攻撃も継続しており、中東からの供給途絶リスクが原油価格を押し上げている。
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原油先物価格が水曜日に続伸し、約2週間ぶりの高値に迫った。イランと米国間の対立によるホルムズ海峡の閉鎖継続や、イエメンのフーシ派による紅海での船舶攻撃が、中東からの供給不安を再び煽っている。
ホルムズ海峡と紅海での緊張高まる
世界の石油供給の要衝であるホルムズ海峡では、航行再開を巡る米国とイランの交渉に進展が見られていない。Investing.comによると、イラン側は賠償を要求しているが、米国はこれを強く拒否しており、対立が続いている。ワシントンがオマーン湾でイランに向かっていたとされる船舶を攻撃したと発表したことも、緊張を高める一因となっている。
同時に、イランの支援を受けるイエメンのフーシ派は、サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言した後も、紅海およびバブ・エル・マンデブ海峡で船舶への攻撃を継続。中東紛争が緩和される兆しが見えないことが、市場参加者の間で供給途絶リスクへの警戒感を強めている。
市場への影響
Adこうした地政学的リスクの高まりを受け、原油価格は上昇基調を強めている。具体的な価格動向は以下の通り。
- ブレント原油先物: 0.7%上昇し、1バレル=89.55ドル
- WTI原油先物: 0.8%上昇し、1バレル=83.89ドル
ホルムズ海峡は紛争勃発前、世界の石油供給量の約20%を担っていた。この重要な輸送路の閉鎖が長期化するとの懸念が、原油価格の強力な支援材料となっている。投資家は、中東情勢のいかなる変化も世界のエネルギー供給に直接的な影響を及ぼす可能性があるため、今後の動向を注視している。